独身の有給休暇と定時退社を悪と考える時代遅れの無能上司。馬鹿なのかな?
私の上司は、独身の「有休」と「定時退社」を悪と考えています。
まず「有休」についてですが、私事での有休はもちろん認められません。有休を使ってもよいのは、子供を持つ主婦スタッフだけです。それも、子供の事情に関してのみ。
私のような独身は、体調不良ですら有休はもらえません。やむを得ず休みをもらう際は、公休の日に代わりに出勤を強要されます。休むことで仕事に遅れが生じているならまだしも、支障がなかった場合でも、有休は認められません。入社して5年、今まで一度も有休をもらったことがありません。消化する予定もありません。
次に「定時退社」についてですが、定時で退社することを快く思わない上司は、定時に退社している他部署の人のことまでチクチク文句を言います。他部署の上司に直接文句を言って、犬猿の仲となってしまったこともあります。
私としては、時間内に自分の業務を終えられることこそ意味があることだと思うのですが、上司は遅くまで残って仕事をしている自分が好きなようです。ただ上司は、その分多くの仕事をしているわけではありません。
日中はお菓子を食べたり、お喋りに余念がなく無駄に時間を過ごし、定時間際にスイッチが入って仕事を始めるのです。仕事を終え、定時で退社しようとする私が「お疲れ様です、お先に失礼します」と声をかけても、目も合わせず無視されることもしばしばです。
そんな上司に対して理不尽さを感じ、ブラックだと思ってしまいます。
他人の勤務時間や休暇取得を良く思わないのは「個人的な感情論」。こういう迷惑モンスターがいるから労働生産性が上がらない。
ヒドイ上司がいたものですね。
このような、仕事人間上司は、本質的には自分自身が仕事以外にやることがないことに虚無感を感じているんですよ。無趣味で仕事以外に価値を見出せていない、または、自分は今まで苦労しながらずっと仕事中心でやってきた。だから、その価値観や苦労が報われなければならないと考えている。典型的なサンクコスト効果の心理です。
だから、自分と違って、その価値観や苦労に囚われていない他人を疎ましく思い、色々とイチャモンを付けてくるんです。
「定時退社は悪。毎日遅くまで働くのが正義。」という価値観を部下や同僚に押し付けようとするのは、そうしないと今までの上司自身の苦労・価値観・アイデンティティを失うからでしょう。
わかりやすく言えば「自分は不幸だから、他人も不幸であるべきだ」と考える残念な人間です。時代遅れの村社会文化。要は精神が子供のままなのか、あるいはちょっと頭が悪いのでしょう。
こういうモンスター上司が悪質なポイントは、本質的に根底にあるのは個人的な感情論であるにもかかわらず、あたかも「会社のため」かのような建前を振りかざしてくるところです。迷惑極まりないですね。
しかも、本体験談では、上司自身が仕事を多くやってるわけではないというところが、滑稽極まりないですね。
当然の話ですけど、重要なのは残業の有無や労働時間ではなく、「結果・成果」や「効率性・合理性」です。
こういう迷惑な人たちがいるから、日本の労働生産性は上がらないのでしょうね。人工知能や自動化による効率化社会が押し寄せているというのに、こういうモンスター上司たちは、いったいいつまで村社会みたいな文化をやってるのか見ものですね。