フリーターから一念発起しwebデザイナーへ。しかし、何度転職しても悪質なブラック企業ばかり…。
漫画家になりたくて作家活動しながらずっとフリーターでしたが25歳の時に漫画家をあきらめ、一念発起しwebデザイナーになりたいと思い、スクールで基礎を学んだあと就職活動をしました。
社会経験も業界の経験もなかったのでとりあえず就職できればいいと思い会社はあまり選びませんでした。
最初に行った会社は10~20人規模の制作会社でしたが9~18時の定時を思いっきり無視した9~23時勤務でした。
カルチャーショックもあり、あまりの長時間労働に明るい未来が描けないと思い一週間で退職、2社目の会社は3人の小さな会社でした。残業はないものの社長兼ディレクターが毎日セクハラをしてきました。わずか1ヶ月で体調を崩し父親と一緒に退職手続きに行きました。
その後3社目、ようやく少しはマシなベンチャー企業で受注制作をしている会社に就職することができ、そこで1年働きました。上司がクソだったので毎日社員のだれかを罵倒し、わざと18時の定時を過ぎて2時間強のミーティングを開いたり(強制参加)前日の20時に、翌朝締切の仕事をわざと振ったりしてました。
こういった悪の習慣が当たり前になっているような現場だったので、スタッフは何とかクソ上司に見つからないよう皆で協力し合って仕事を分担したりしていました。10人くらいのチームだったので変な結束力はできました。
しかし、連日20~22時まで残業し、キャパをはるかに超えた量の仕事をこなすうちに、皆疲弊し切ってしまいクオリティも落ち、2人が音信不通で退職した後ディレクターは胃潰瘍、男性デザイナーは尿管結石で倒れ、チーフは呑気症、別のディレクターは鬱病になり、女性デザイナーはストレスからヒステリーを起こし勤務中にPCを破壊するなど状況は日に日に悪化していきました。わたしも生理不順と原因不明のめまい症状を患いました。
新人もすぐに辞めていくような悪循環ができたので、事態を重く見た会社の方針で新規案件を外注化して社内では制作しないことになり、実質事業部が破綻しました。
書いていて、盛ってるかと思われがちですが大阪の実在する会社ですべて実話です。本当にひどかったですw。
一人でも多くの人に思いが届けばいいと、転職会議やその他クチコミサイトで本音をバラしてきましたが、例の会社によりコメントは削除されたりしています。労基にも言いましたが一人が訴えただけでは無力でした。。
その後、1年の経験を生かしていろいろと転職し、今はなんとか実力もついたのでワークライフバランスの保てる職場でデザイナーとして働くことができています。
webデザイナーはまだまだ日本では業種として歴史が浅く、認知度も働き方も成長過程なので、悪質な職場はハッキリ言って多いと思います。在宅でできる人はほんのひと握りですし、アルバイトや派遣でも残業を要求する会社は多いです。
職種的に納期があっても、明確に時間で決めて作業ができるわけではなく、個人の実力とか知識量に左右される部分が多いからだと思います。
デザインどうするか、コーディングどう組むか話し合いしてるだけで2~3時間なんてあっという間に過ぎますし。
でもwebデザイナーは面白いです。人気の仕事だと思います。
わたしも現状に満足せず、webデザイナーという仕事が日本でもっと認められ、女性でももっと働きやすい環境が増えることを願い、できることから訴えかけていきたいと思っています。
WEBデザイナーもIT・WEB系エンジニアも長時間労働職場は多い。でも、やりがいはある面白い仕事。
転職を続けるも、長時間労働・セクハラと、ヒドイ職場に当たり続け大変でしたね。
特に3つ目の会社はヒドイですね。何人が病気で倒れているのやら…。勤務中にPCを破壊って…。
私もWEB関係の職業ですが、この業界はブラックな会社も多かったりします。特に異常な長時間労働の環境は多いです。
逆に、給料も良くて自由に働けて在宅勤務も許可されているようなホワイトな良職場も多いので、本当にピンキリなんですが…。WEBデザイナーも同じような職場環境なのでしょうね。歴史が浅い新しい産業はこういう特徴があるのかもしれません。
余談ですが、こちらの体験者さんは厳しい環境の中で生き抜き、着実にスキルを積み上げてきている力強さを感じますし、とても素晴らしいです。今は良い職場に恵まれたみたいで良かったです。
こういう方が業界を引っ張っていってくれて、働きやすい職場が増えると良いですね。
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