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ストレスで八つ当たりする女性歯科医院長。妊娠した社員に陰で悪口。悪質!陰険!
以前、歯科クリニックで働いていました。
医院長は女性で、普段からスタッフに厳しくあたったり、強く言い返せるタイプのスタッフには逆らえずそのストレスを気弱なスタッフにぶつけるようなタイプでした。理不尽な事で怒鳴られたりする事が多く、ほとんどのスタッフがストレスを溜め込んでいるような職場でした。
暴力こそありませんでしたが、たまに二階にある実家で暴れて物を壊しているようで、凄い物音がしたり怪我をしている事もありました。
ある時、私が妊娠をすると医院長のストレスの矛先は私に集中するようになりました。
他のスタッフのミスも、私のせいで起こったのだとこじつけられたり、無視をされたりが続きました。面と向かっては、「体がつらければ休んでね。来られる時にきたらいいから。こういう時はみんなで助け合わないと」と言ってくれていました。
しかし、家から職場が遠かった事もあり、産休をとらず後任が育てば退職をしたいと伝えると、影で小声で「いつ辞めてもいいのに。気を使わなければならないから、迷惑」と言われるようになりました。結局、妊娠中の体調が悪く早めに退職しましたが、妊娠初期に辛い時期を過ごさねばならず、悪者として退職した事は悔しかったです。
マタハラのオンパレード。未婚女性上司:「彼氏いるの?ブーブー!」「入社3年は妊娠禁止!」。
1つ目は、残業が多かった頃の対応の悪さです。月40時間を超える残業をすることになったとき、出退勤のタイムカードを付けないでくれと頼まれました。
そもそも裁量労働制だったため、タイムカードを付けたところで残業代は増えることもないのですが。
2つ目は、セクハラ・マタハラです。結婚をしていない女性の上司が、新入社員の歓迎会をするときに、必ず「彼氏はいるんですか?」と公の場で聞いてきました。「います」と答えてしまうと、その場で非難されていました
「入社してから3年は妊娠禁止」と言うこともありました。
3つ目は、業務外時間の拘束です。飲み会・カラオケ好きの男性上司が入社1年目の女性社員を2人きりでカラオケに誘い、朝まで付き合わせていました。その女性社員はカラオケが苦手で、ほとんど歌わず上司が歌っているのをずっと聞かされていたそうです。
4つ目は、パワハラです。後輩社員がその人自身の担当業務を終え、勤務時間を通常通りに終えたとき、「先輩がまだ仕事をしているのに帰るんですか?」と残業をしないことについて攻める上司がいました。残業を減らそうとしているこの時代に、わざわざ残業させようとする行動は理解できません。
このような様々な上司がいる中で4年半仕事をしてきましたが、給料も見合う額貰えていなかったので私は退職を選択しました。
マタニティーハラスメントの加害者は同じ女性であることが多い。社会人なのに思慮分別もないのか?
非常に陰湿・陰険な院長ですね…。「いつ辞めてもいいのに。気を使わなければならないから、迷惑」とか小声で言うとか、小学生のイジメと同レベルですよ。以下記事と同様、妊娠した従業員の幸せに対する妬み僻みじゃないのかな?
嫉妬に狂った独身美人上司が、既婚者の部下にパワハラ!会社にバレて失踪。
実はマタハラをする上司のうち3~4割以上が女性の加害者によるものだというデータがあります。女性管理職自体が少ないですから、マタハラの”加害者”は女性の割合が非常に多いことがわかります。
男性管理職の場合は、良い意味でも悪い意味でも「妊娠に対して無関心」な層(嫌がらせもしないが、親切にもしない)が多いので、比率としては少ないのでしょうね。たぶん、老害オジサンがセクハラの延長で妊娠した社員に嫌がらせするケースとかじゃないでしょうか…(これはこれで問題ですが)。
マタハラ上司「妊娠・出産後に戻る場所は会社にないよ」と相撲取りのジェスチャー。
女性管理職のマタハラが多いのは、仕事を選んだバリキャリ女上司が、女の幸せを手に入れた部下に対する嫉妬から、子供じみた嫌がらせをしているとか?。どうして社会人にもなって、思慮分別なく子供みたいな行動をする精神年齢が低い連中がいるんでしょうね…。そもそも「既婚者vs独身者」という対立構造自体が不毛で無意味ですし。
こういう迷惑社員が増えていくと、会社がどんどんブラックになっていくんです。嫉妬するのは勝手ですけど、他の社員にも迷惑なんで会社の外でやって欲しいですね。
「マタハラ撲滅」とか「仕事と育児の両立」とか、働きながら妊娠・育児する女性の権利を守ることは、これからの時代は非常に大事な事だと思うのですけど、実態としてその「働きながら妊娠・育児する女性の権利」を女性自身が潰しているという矛盾した構造があるんですよ。