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外資系保険営業職。ハイエナ上司が新人社員の契約実績を乗っ取り!挙句、成果ゼロになって解雇通告へ…。
私は、以前に某外資系保険会社で働いておりました。個人保険の営業職です。
営業なので毎月の数字に追われる日々でした。数字が取れなければ当然、休みの日でも営業に行かなければなりません。また、数字が取れなければ会社に残ることもできません。なので自分は早く数字を取って、安定した役職に上がりたいと必死に頑張っていました。
そこで大きな契約をつかむチャンスが到来したのです。
しかし、上司と一緒に仕事をしているので、自分がそのアポを取っても上司がついていく事になり、結局のそこで大口契約になっても上司の数字になることに。まわりも知っているのに誰もその上司に聞こうともしません。なぜなら自分も同じようにされるからと。上司の数字になった理由は、まだ新人だからお前に大きな契約案件は対応できないから無理だと。当然、私の数字にならないので数字的には0です。会社の規定でも0の場合は、解雇予告通知が配られます。
結局、自分が取った契約が上司のものになってしまい、私は解雇通告されてしまいました。
外資系の営業の厳しさよりも、結局、自分の上司の匙加減で僕はいられなくなるのだろうと思いました。本当にブラックな会社とはそこにいる上司や同僚で決まると思います。
「部下の手柄は上司の物、上司の失敗は部下の責任」。上司が部下の手柄を横取りするのは当たり前という理不尽な文化がある職場。
私は数年前、全国にいくつも支店を持つ物流会社に在籍しており、東京都葛飾区の支店に勤務しておりました。バイク便や車での配達業務、そして、季節や時期によってはお中元などの営業も行っていました。ここがとにかく酷かったです。
当時新卒だった私は精一杯がんばり、素早くて正確な配達と営業結果を残せるように努めていました。
配達中にお客さんに営業などをする機会もあったのですが、私がやっとの思いで取ってきた営業結果も月末の成績発表の際には上司の手柄としてカウントされていました。何度も何度もお客さんと顔を合わせやっとの思いで残した営業結果だったのですが・・。
納得が出来ず抗議をしたこともありましたが、「この会社に所属している以上はあたりまえだから」という答えでした。
そのほかにも、上司がバイク便での配達中に誤配達のミスをした際の始末書の処理を「私の名前で」させられました。また、上司が配達中に歩行者と人身事故を起こし相手に怪我をさせてしまったときも私が減給させられ、先方に謝りに行きました。
後からわかったことですが、「上司の失敗は部下の責任、部下の手柄は上司のもの」というあり得ない文化が存在する会社でした。
私が経験した出来事というのは会社でこれまでの間ずっと存在している「一種の文化」のようなものだから仕方がないそうで、新人や経験が浅い内は上司や先輩のために身を犠牲にするのが当たり前だそうです。そんな理不尽な状況も自分が新人である以上、耐えるしかなく、それに耐えることが出来た人間しかその会社では生き残れない、という教えを受けました。
それを乗り越えた人こそがその会社でやっていける唯一の存在だとのことでした。
私はそんな目茶苦茶な文化を認めたくもないし、今後、後輩が出来たときに後輩に同じ事はしたくないし、そんな思いをさせたくないという気持ちから1年という短い時間で退職しました。
ジャイアンかよ!会社で成果主義を導入するならば公平性・透明性が大切。成果の横取り・乗っ取りはやめよう。
成果主義企業で、上司が部下の実績・成果を奪ってしまうという事例・体験談はたくさんあります。
成果主義自体は別に悪くないのですが、それは公平性・透明性が確保されている前提の話です。
このようなハイエナ上司の存在は、会社の評価制度の枠組みを壊してしまう悪ですね。公平な競争があってこその評価制度ですから、このような悪事がまかり通ってしまうと、せっかく成果主義を取り入れても会社の業績が伸びない結果になってしまうのではないかと思います。
公平で透明な能力主義を生かして会社を伸ばすには、「他人の実績を奪って自分の手柄にする人間」「成果が出ないからと嫉妬心から他人の足を引っ張る人間」といった悪人の存在を、会社が監視する必要があるのではないかと思います。
本当に解雇通告を出さなければならないのは、このような成果主義の枠組みや透明性を破壊しようとする迷惑社員です。
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