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運送会社大手事務職。厳しいノルマ・長時間労働・サービス残業や、パワハラ・モラハラ上等の体育会系文化で、うつ病発症。
私が勤めていたブラック企業は、テレビCMもよく放送されていて、求人誌にもよく掲載されている物流・運輸関係の大企業です。まず、なぜ私が「なぜブラック企業なのか」について、述べたいと思います。
私の勤めていた企業(以下S企業とします)は、従業員に過重な心身の負担や極端な長時間の労働などを無理に勧めるところです。私の周りでも、S企業の名前を伝えると、入社を勧められなかったり、早期の転職を勧めることも多かったです。具体的な「極端な長時間の労働」を勧めるところを述べますと、例えば、朝は6時ごろに出勤し、帰りは23時前などというところです。これは、従業員の過労や病死を軽視している点に当てはまります。
次に、その業種に対する経験・知識が全くない者や、中卒・高校中退など学歴の低い者でも勤まるような体質の企業で、とにかく多くの人手を必要とし、一般的な企業に比べて入社は比較的容易であり、内定・採用も早かったです。私も派遣会社からS企業の求職メールが届き、派遣社員として入社しましたが、口頭試問は何回も満点になるまで罵倒させられて、やっと満点になったところで入社をすることになります。
そして、私が頑張ったかいもあるとは思いますが、わずか3か月で契約社員へ昇格します。私だけではなく、周りの人も契約社員にならないかとたぶらかされたらしく、辞めた人もいます。
私の勤めていたS企業は、おそらく「代わりはいくらでも入ってくる」という考えの会社でして、なぜかと言いますと、これまでハローワークや求人誌・求人サイト・新聞の求人広告・採用広告の常連のように何度も求人を出しており、多額の広告費を人材募集に費やすことが多かったからです。実際、勤めていてその名のごとく何人も代わりに入ってくる人は何回もいましたし、辞めていく人もたくさん見ています。人員計画や従業員計画がおざなりにされているところだと思います。
さて、次に私がブラック企業だと思ったのか、そのエピソードを述べたいと思います。
派遣社員から契約社員になったときのことです。厳しいノルマや長時間労働、サービス残業などを毎日のようにしていたのです。私の職業はコールセンター勤務のカスタマーサポートという名の電話対応を主とする事務職だったのですが、作業内容は多岐に渡ります。
まず、電話で対人対応をしながらパソコンで文字を入力し、ドライバーに連絡するというものです。この作業を一日最低100件は取ってくれと言われます。パニックになって、電話をとらずに入力作業だけをしていると、先輩から机をたたかれ、名前を呼ばれます。そして「なんで取らないの」と言われ、陰口を言われたりもしています。
とくに私は新人だったので、すごく強要されたのです。他の人も言われていて、泣いている後輩もいましたが、私は生憎負けず嫌いでしたので、続けていたのです。
次に、長時間労働とサービス残業の件です。私は主に朝6時か7時くらいから入っていたのですが、終わるのは早くて17時、遅くて21時くらいのときがあったのです。この時も、「なんで帰らないの」と言われ、返事すると呼び出しをくらっていたものです。それなのに、一番上の上司は電話をとらないのです。変な会社だなと思ってその場を過ごしていたのです。
私は1年半でこの会社を辞めることにしたのです。ちょうど精神的にうつ症状を患ってしまい、環境的にも合わなかったので、今ではよかったと思っています。
ガテン系のトラックドライバー。事故に巻き込まれたら始末書。社員の無事よりも荷物や保険が大事。
以前高校を卒業して、運送会社に就職しました。
もともと体力には自信もあり、ガテン系の仕事なので覚悟はしていたのですが、体力的な話以外に多々問題がありました。初めから雲行きがよくなく、4月1日入社と言われたにもかかわらず三月半ばに電話がかかってきて、”もう来てほしい”とのこと。
それも始業時間8時半のはずが6時半に来てほしいと言われました。
研修だと思い我慢していましたが、入社後も全く分からない用語を叫ばれ、聞き返すと激怒。練習もしないうちから一人で積み荷や配送をさせられました。
極めつけが、トラックで配達中に居眠り運転の他のトラックに追突事故を起こされトラックを大破させてしまった時の事です。
社に電話をかけると私の体の心配よりも先に”何してんだ” ”さっさと戻ってこい” ”荷物は無事なんだろうな” と言われ自力でレッカーを呼び会社に戻ると私の事はお構いなしに数人で保険の話などをし始める始末。
そして何故か私が始末書を書かされそこから数か月まともにトラックにも乗せてもらえず、倉庫内で内職のような事をずっとしていました。
まだ18だったので自分が悪いのかなと思っていた部分もあったのですが、今になって考えると理不尽極まりなく、いら立ちしかありません。
先輩たちの給料明細を見たことがあるのですが1年目の私と大差ないようなものでした。1年経たずして退職したのですが、辞めて正解だったと思っています。
東証一部上場の運送業会社へ営業職として入社。会長の鶴の一声で勤務時間無視してミーティング。
私が大学卒業後3年間勤めていた会社は典型的なブラック企業でした。
入社前、私が在籍していた大学の卒業生が入社していることと、女性の働きやすい職場であることを知った私はブラック企業と知らずに一部上場企業の運送業へ営業職として入社しました。
入社直後は新卒研修がしっかり行われており、半年くらいまで残業はほとんどありませんでした。定時を過ぎると上司や先輩が退社するようにと声かけをしてくれるほどです。
しかし、この会社は異常だなと思ったのは半年を過ぎてからです。
会社のトップである会長が早朝に支店へ来て会長ミーティングを行います。早朝と言っても朝の6:30スタートです。通常の業務前に行うため、業務開始の8:30には終了してそれぞれ仕事に戻ります。
もちろん終業時刻通常通りです。新人の私も入社半年を過ぎてからこのミーティングに参加するようになりました。あらかじめ決められた日に会長ミーティング行われるわけではなく、会長が「明日行くからな」という一声で開催が決まります。
翌日休みでも関係ありません。会長ミーティングに出席してから8:30に退社します。もちろん出社扱いにはなりません。
用事があるからという理由は受け入れてくれません。会長ミーティングによって泣く泣く予定をキャンセルしたときもありました。会長ミーティングが私にとって一番辛い思い出だったと思います。
運送会社ってことは「佐〇急便」ですかね?大変なブラック会社でしたね…。
1つ目の体験談は、物流・運輸関係の大企業で「S企業」ってことは、おそらく「佐〇急便」なのかもですね。上司からエアガン・つばを吐きつけられパワハラを苦に自ら命を落とすことになった事件が労災認定されたり、ブラック企業大賞2016にもノミネートされていたあの会社ですね。この会社の悪評はたくさん溢れていますし、いまさら私からコメントすることは何もないです。
体験者の方は既に辞めたとのことですので、無事に脱出できたようで良かったですね。大変な職場で1年半お疲れ様でした。ご自愛ください。
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