激務・ブラック業界として有名な建設業(ゼネコン)。施工管理の長時間労働は過酷すぎて、過労で倒れることに…。
建設業の施工管理をやっていましたが、大変な仕事でした。普通の日で朝は6:30に出勤、夜は20:00時に退勤。屋外労働なので、夏はうだる暑さに冬は凍える寒さに耐えるだけでもかなりのストレスでした。
日中は現場を歩き回って危険がないか安全管理を行い、設計図通りに鉄筋が組まれているか、コンクリートの品質は大丈夫かなどの品質管理で動きっぱなし。
現場の作業自体は、7:00から16:00なので、作業員は16:00になると「お疲れ様っす」と言って帰って行きますが、施工管理はそこからが本番。「定時」が過ぎてから事務所に戻り、次の日のための段取りや記録のために撮影した写真のチェック、書類の作成などを行います。これで20:00に帰れればいい方ですが、日付が変わってから帰ることや、朝は日の出前に出勤することもしばしば。
休みはお情けで日曜だけ休ませてもらっているような状態でした。毎日12時間以上、週6日働いていればさぞお給料たんまりもらっていることだろうと思われるでしょうが、残業代は60時間分までしか出ませんでした。なので毎月60時間程度、賃金という対価がもらえない仕事をしていたことになります。
最終的には過労が原因で病気を患い、退職しました。
「セコカンは現場作業が終わってから仕事開始」は本当だった。週6日12時間労働はキツイ・・・。
建設業(ゼネコン)の施工管理がブラックな話は結構聞きますけど、異常な長時間労働ですね・・・。業界全体でどこの会社でも施工管理ってこんな感じなんでしょうか?。相当キツイ仕事ですね。
まあ、求人サイトでも建築の現場監督はよく見かけます(給料は悪くない)し、離職率も高いのでしょうね。
どこの業界でも所謂、事業責任者・現場監督みたいなポジションは負担が重く長時間労働が強いられているイメージがありますけど、建設業はその代表ともいうべき業界なのかも。
建設業界のここ30年の市場規模を見ても明らかに斜陽産業ですし、人口減の日本・住宅余りの状況で今後も期待できなさそうですし(今、盛り上がってるのって、ただのオリンピック特需でしょ?)。「日本の古臭い業界代表」みたいな感じですから、どこ行ってもこんな勤務状況ならば、もう他の業界に転職した方がよいのではないかと思います。