260110

適応障害で休職したら『制度がない』と言われた…解雇を迫られた会社の不当対応

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休職3日で欠勤扱い、2週間で解雇通告。適応障害になった社員に会社がしたこと

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体験者
男性・28歳の体験談

会社から度重なる無理な業務を強いられ、精神的に追い詰められた結果、適応障害と診断されました。

その後、会社からの打診により1ヶ月の休職に入りましたが、3日後になって「当社には休職制度がないため、欠勤扱いとなる」と一方的に通達されました。欠勤開始から2週間後には、「残り2週間で復職できなければ解雇の可能性がある」と告げられ、退職を迫られるような形となりました。

この通告により将来への強い不安を感じ、精神状態がさらに悪化。結果として、医師からは追加で2ヶ月の療養が必要との診断を受け、合計3ヶ月の休職が必要となりました。

退職については私から「不当ではないか」と申し入れたことで、一時は撤回された経緯もあります。しかしその後、1週間に1度、体調を報告しなければいけないミーティングを開かれ、早期の復職を焦らされたり、会社側が依頼している社労士との面談において高圧的な態度を取られ、さらなる体調悪化を招いています。

現在も強い不安とストレスを感じており、これ以上一人で対応するのが困難な状況です。そのため、今後は某NPO法人に協力を仰ぎ、労働基準監督署へ同行していただき、報告・相談へ伺う予定です。

 

休職中に追い詰められた結果、さらに悪化。会社対応が原因で壊れていく現実

みんブラ事務局
みんブラ事務局の所見

いま、あなたの隣で起きている現実

「休職制度はありません。欠勤扱いになります。2週間以内に復職できなければ解雇です」

過労で適応障害と診断された労働者に対して、実際に告げられた言葉です。これは遠い誰かの話ではありません。今この瞬間も、日本のどこかで繰り返されている現実なのです。

医師の診断書を手にしているにもかかわらず、病気になった社員を「弱み」として利用し、退職へと追い込む。これがブラック企業の実態です。そして恐ろしいことに、彼らは決して違法行為だけを行うわけではありません。法の抜け穴を巧みに利用し、「制度がない」という言い訳で、労働者の権利を踏みにじるのです。

もしあなたが今、過重な業務に追われ、心身の不調を感じているなら、この記事を最後まで読んでください。あなたの会社が次に取る行動が、予測できるかもしれません。

 

ブラック企業の5段階追い詰めメソッド:あなたは何段階目?

実際の被害事例を分析すると、ブラック企業が労働者を追い詰める手法には、驚くほど共通したパターンがあります。それは段階的で、組織的で、そして極めて計算されたものです。

第1段階:限界を超えた業務の強要

最初は「忙しい時期だから」「君ならできる」という言葉とともに、キャパシティを超えた業務が与えられます。断れば「やる気がない」と評価され、受ければ心身が削られる。逃げ場のない状況が作られます。

第2段階:病気を「欠点」として扱う

心身の限界を迎え、医師の診断を受けても、企業は労働者の回復を支援しません。「休職制度がない」「規定にない」という理由で、病気になった社員を「問題社員」として扱い始めます。本来、企業には労働者の安全配慮義務がありますが、制度の不備を盾に責任を放棄するのです。

第3段階:解雇をちらつかせた心理的圧迫

「このままでは復職できない」「会社としても対応を考えなければ」という曖昧な言葉で、解雇の恐怖を植え付けます。休養すべき時期に、将来への不安を増幅させ、精神状態をさらに悪化させる。これは意図的な追い詰めです。

第4段階:形式的な譲歩と継続的な監視

労働者が「不当だ」と声を上げると、一時的に退職の打診を撤回します。しかし、それは本当の譲歩ではありません。その後、週1回の体調報告ミーティング、社労士との高圧的な面談など、継続的な心理的圧力が加えられます。これは「監視下に置かれている」という感覚を植え付け、労働者を孤立させる手法です。

第5段階:孤立と諦めへの誘導

「誰も助けてくれない」「自分がダメなんだ」という感覚を植え付け、労働者が一人で問題を抱え込むように仕向けます。この段階で多くの人が、自主退職という形で会社を去っていきます。

あなたの状況は、今どの段階にありますか?もし第2段階以降にいるなら、一刻も早く行動を起こす必要があります。

 

あなたが取り戻すべきもの、守るべき権利

あなたには、こんな権利があります

多くの人が忘れていますが、労働者には法律で守られた権利があります。

  • 安全配慮義務:企業は労働者の心身の健康を守る義務があります
  • 休職や療養の権利:病気やケガで働けない時、休養する権利があります
  • 不当解雇からの保護:病気を理由にした解雇は、多くの場合違法です
  • 労働基準監督署への相談・通報の権利:匿名での通報も可能です

これらは「お願いして認めてもらう特権」ではありません。あなたが当然持っている権利なのです。

実際に状況を変えた人たちの事例

全国の労働相談窓口には、毎年10万件を超える相談が寄せられています。そして多くの人が、適切な支援を受けることで、状況を改善しています。

  • NPO法人の支援を受けて、不当な解雇を撤回させた事例
  • 労働基準監督署の介入により、未払い残業代を回収した事例
  • 弁護士を通じた交渉で、労災認定と慰謝料を獲得した事例

重要なのは、一人で抱え込まないことです。専門家の力を借りれば、状況は必ず変わります。

あなたが取り戻せるもの

  • 健康な心身:適切な休養と治療を受ける時間
  • 経済的補償:未払い残業代、慰謝料、休業補償
  • 尊厳と自信:不当に奪われた自己肯定感
  • 未来への希望:再び前を向いて生きる力

これらは、あなたが本来持っていたものです。ブラック企業に奪われる理由はありません。

 

今すぐ始める5つのアクション

アクション1:証拠を集める(今日から開始)

最も重要なのは証拠です。以下を記録・保存してください:

  • 業務記録:タイムカード、業務日報、メールのやり取り
  • 指示の記録:上司からの指示内容、日時、担当者名
  • 体調の記録:日記形式で毎日の体調と出来事を記録
  • 音声記録:可能であれば、面談や指示の音声を録音(※自分が参加している会話の録音は合法です)
  • 診断書:医師の診断書、通院記録、処方箋

スマートフォンのメモアプリやボイスレコーダーを活用してください。証拠は、後の交渉や法的手続きで、あなたを守る最強の武器になります。

アクション2:専門家に相談する(遅くとも今週中に)

一人で悩む時間は終わりです。以下の窓口に、今すぐ連絡してください。

無料で相談できる窓口:

  • 労働基準監督署:労働法違反の監督機関(匿名相談可)
  • 労働条件相談ほっとライン:0120-811-610(無料電話相談)
  • NPO法人POSSEなど労働者支援団体
  • 法テラス:経済的に余裕がない場合の法律相談
  • 各都道府県の労働相談窓口

相談は恥ずかしいことではありません。専門家は、あなたと同じような状況の人を何百人、何千人と支援してきています。

アクション3:医師の診断を受け続ける(定期的に)

体調不良を我慢してはいけません。以下を実践してください。

  • 定期的な通院:症状が続く限り、通院を継続する
  • 診断書の取得:休養が必要な期間、復職に際しての配慮事項を具体的に記載してもらう
  • 企業対応の報告:会社の対応で体調が悪化した場合、その旨も医師に伝え、診断書に反映してもらう

医師の診断書は、あなたの状態を客観的に証明する最も強力な証拠です。

アクション4:企業とのやり取りを書面で残す(必須)

今後、会社とのやり取りは、できる限り書面で行ってください。

  • メールやチャットでのやり取りを優先する
  • 口頭での指示は、後からメールで「〇〇の件、理解した内容を確認させてください」と送信する
  • 重要な面談は録音する
  • 記録を複数の場所(クラウド、USBメモリなど)にバックアップする

「言った」「言わない」の水掛け論を防ぐために、これは絶対に必要です。

アクション5:同じ境遇の人と繋がる(可能であれば)

もし社内に同じような被害を受けている同僚がいれば、連帯することを検討してください。

  • 労働組合への加入または結成
  • 集団での労働基準監督署への相談
  • 複数人での弁護士相談

一人よりも複数人での行動の方が、企業への圧力は格段に高まります。

 

最後に:あなたの戦いは、社会全体の戦いです

ブラック企業と戦うことは、決してあなた個人の問題ではありません。あなたが声を上げることで、次の被害者を防ぐことができます。あなたが勝ち取る権利は、後に続く全ての労働者の権利になります。

今日、あなたが取るべき最初の一歩は:

  1. この記事をブックマークする
  2. 労働基準監督署か労働相談窓口の電話番号を、スマートフォンに登録する
  3. 明日から、毎日の出来事と体調を記録し始める

そして、こう自分に言い聞かせてください!

「私は間違っていない。不当な扱いを受けているのは私の責任ではない。私には助けを求める権利がある。私には健康に生きる権利がある」

 

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