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暴言を吐かれ、棒で殴られ、犯罪行為満載のブラックケーキ店。精神を追い詰められトラウマになるような経験をさせる。
10年前に初めて仕事をした場所が、個人経営のケーキ屋さんでした。
勤務時間は朝7時~夜22時までで、1週間のうち休日は1日だけでした。見習いの立場の社員で働いてました。お店ができてまだ一年もたってなくて、私は製造で頑張っていたのですが、初めての仕事で体力もないので、ゆっくりと作業を進めていました。
しかし、仕事上のちょっとした失敗が、どんどん容赦のない暴力にかわり、店長(シェフ)から足のスネを蹴られたり、ケーキに使う長い棒で頭の後頭部を叩かれました。胸ぐらをつかまれて暴言を吐かれたこともありました。精神的、体力的にもおいつめられ、続けることが困難になり辞めました。
シェフの奥さんも怖そうだったのと、お店の経営状態も安定してなかったことも要因の1つだと思います。
私以外にも辞めていった人がいたので、職場環境に問題があったのだと思います。給料も見習いなので、最初の約束代金より少なく、時間と給料と休みの少なさとブラックな部分が多かったです。シェフも、たぶん気にいってる人には失敗してもやさしいのですが、気に入らない人はストレスの発散の的にされてたような気がします。
人に一生トラウマになるような経験をさせる会社は本当になくなって欲しいです。
真面目な人ほど頑張りすぎて、気が付いたら精神的におかしくなり、働くこともできにくく、言葉の暴力・力づくの暴力、グループで孤立させる…。上司だからといって、やっていいこととだめなことがあると思います。
ホテルの和食レストラン。人間関係ドロドロの大奥+時代錯誤の精神論・暴力の厨房。パワハラに精神的に追い詰められて…
某ホテルの和食レストランで勤めていた時の体験です。大学卒業後の新卒入社で外資系ホテルに就職し、まずは現場を経験させるという方針から、入社後は和食レストランに配属になりました。
着物を着てサービスするので一見華やかに見えるのですが、女性だけで10名程度の職場で、ホテル内でも「大奥」と呼ばれるほどドロドロしていることで有名なレストランだったのです。
失敗すると腕を掴まれて「この前も教えたよね?」と言って責められたり、先輩が不機嫌な時に少しでも気に食わないことがあるとゴミを見るような目で睨まれて1日無視されたりすることなどは日常茶飯事でした。
お局が別の先輩に、「馬鹿じゃないの。あんた精神病院行った方がいいんじゃないの。」と言い放っている瞬間を目撃したこともあります。
一方で、キッチンは男性だらけの職人の世界。もちろん料理長とも関わらなければいけません。
新人には厳しくすることが信条のようで(たとえそれが理不尽なことだとしても)、「馬鹿か、お前は」「これお前がやったのか?」などと叫びながら近くにあるものを殴ったり蹴ったりして怒られる毎日。
こうやって先輩や料理長にビクビクしながら働く日々。さらに、労働環境は劣悪で、朝4時から夜10時まで働くこともしばしば。もちろん残業代なんてつきません。あいだに2時間休みもありますが、その内30分(慣れるまでは1時間)は着物を着ることに費やしました。
翌日も朝のシフトの時は家に帰れず、職場の仮眠室で眠ってそのまま出勤することも。仮眠室といっても6畳ほどの狭い部屋に二段ベッドが二つ。シャワーは一つ。もちろん先輩と同じ日に宿泊することもあり、ストレスフルな状況が続きます。
そんな中、何も食べられなくなって痩せ細っていく同僚や、毎晩泣いて眠れないという同僚もいました。私自身も、職場にいる時は食欲がまったくなく何も食べず、家に帰って暴飲暴食する毎日でした。
そんな毎日がいつまで続くのか分からず、休みの日も気づいたら涙が溢れてきたり、全く笑わなくなったりと、精神的にまいっていました。両親があまりに心配して、辞めることをすすめてきたくらいでした。
最終的には、会社の人事に相談したら管理業務に異動させてくれたためそのレストランから抜け出すことができたのですが、そのまま働き続けていたらどうなっていただろうと思うと今でもゾッとします。4人いた同僚も、半年しないうちに次々と退職していきました。
今でもたまに連絡を取りますが、本当に早いうちに辞めて良かったね、今頃どうなっていたか分からないね、と話したりします。今では、ここまで人を不幸にする職場環境を経験できたのも良い経験だったと言えることができますが、当時の苦しさを思い出すと今でも胃がキリキリと痛くなります。
間違いだらけの残業時間削減への取り組み。さらに、暴言・罵倒するパワーハラスメント上司が…。
前に勤めていた会社がブラック企業で、かつ隣の部署の上司がブラック上司でした。
勤めていた企業では、会社として毎週定時退社デーという名の日が設けられていたものの、実際はその時間内に終わらない仕事は業務時間外に行わなければならず、残業代もつかないことがほとんどでした。
日ごろからの残業も非常に多く、毎月80時間以上残業する者を出さないように会社は必至でした。その対策として取られたのが、業務の量を調整するのではなく、会社外での業務を行える環境を作り、自宅等の残業代のつかない環境で仕事を行わせることでした。
そんなブラック企業で働くことにほとんどの社員は疲弊しておりましたが、拍車をかけるようにブラック上司からの暴言や罵倒もありました。ブラック上司から浴びせられる言葉は、部下自身を非難するものから「死ね」「殺すぞ」等の脅しにとれるような発言まで様々でした。
ブラック上司のもとに配属された社員は1ヶ月で8割が退職し、他の部署から人員が補充されては辞めていくようなひどい状態でした。そんなブラック上司ですが、上長からの評価は良く、辞めさせられるどころかさらに悪化した状態がいまも続いているとの事です。
辞めた社員の中には精神的に参ってしまっている人もおり、会社全体として改善していくべきだと思いました。
職人気質の職業に限って、人間性に問題のある人格破綻者が多い。パワハラの自覚がない。
長時間労働やブラック企業の問題が社会問題化されるにつれて、対策する企業も増えているかと思うのですが、形だけ掛け声だけの対策になってしまっている企業も多いのではないでしょうか。80時間以上残業する者を出さないようにするのは、社員が健康障害にならないようにするためのルールです。自宅でサービス残業させていたら本末転倒です。このように数字だけ辻褄合わせし、本質は何も変わっていないようなブラック企業も結構ありそうですよね。
そして、そういう土壌を持つ会社に限って、パワハラ上司が評価されてしまうのかもしれません。
人格否定でも充分にパワハラですが、脅しに近いようなこともやっているようですから、相当悪質です。配属された社員が1ヶ月で8割退職するのも納得ですし、こんな人の下には絶対入りたくないですね・・・。
上司の暴言、言葉の暴力でメンタルをやられたり、病気になってしまったり、退職に追い込まれてしまった体験談が多く報告されています。
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特にこういう異常気質の人間が多いのは職人の世界です。
ケーキ屋さん(個人商店)・ホテル・厨房・キッチンのような職人の仕事・世界に限って、平気で暴力や暴言などの犯罪行為を行う人間が多いという話もありますが、まさにそういう体験談ですね。
職人気質な性格で仕事に過剰なプライドがあり、徹底的に完璧に仕事をしないと気が済まないのでしょう。自己愛性パーソナリティ障害やアスペルガー症候群の人なども、このような気質があるそうですから、もしかするとそういう病気を持っている人の可能性もあります(全ての人がそうだと言っているわけではありません)。要は社会性がないので、気分で行動してしまうのでしょう。
このような歪んだ職人タイプは人を育てることができませんし、そのまま働いても消耗していくだけでしょうから、辞めて正解だと思います。
仕事と関係ない個人的な理由(ストレスの発散など)で、パワハラやモラハラや悪質イジメの被害にあうケースは多いようです。たくさんの体験談が報告されてます。
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