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日本のブラック企業は「任意という名の強制」が大好き。基本残業代や休みは無し。冠婚葬祭でもお礼して回る必要あり。
転職を何回かしておりますので分けて書きます。
1社目
・朝の朝礼前の執務室内清掃・店舗入り口前の清掃が新人の義務となっています。
・出勤時間は9時ですが、7:30からの出社は任意という名の下の強制出社となっています。
・電車遅延・その他の要因による遅刻や欠勤に対しては、容赦なく減給処理が入ります。その上、冠婚葬祭の際の特別休暇はなく、欠勤扱いとなります。欠勤扱いとなり且つ、お休みをいただいたことに対する「お礼」を社長・上司・他の社員を回って述べなくてはなりません。
・残業時間については「新人の間は練習期間だから、残業代はつけない」とのお達しがありました。
・正式な理由(お客様要望によるもの)であったとしても、「時間の使い方が悪い」とのことで、残業代は発生しません。
・休日でも、お客様の要望があれば飛んでゆき、代休取得は認められません(また、休日出勤したことによる補てんもありません)
2社目
・上司との飲み会は任意という名の下の強制で、長時間の同行を求められる(アルコールの強制はなかったです)
・たまたまかもしれませんが、上司の失敗は自分のせい。上司の成功は上司のものとなり、常に自分は下僕のような扱いになっておりました。
・残業が見込み残業という制度であったため、見込み分以上の残業(数十時間over)は一切認められずにいました。(見込み分は出ておりましたが。20時間分の為、実際より圧倒的に少なかったです)
慶弔休暇申請しても「ダメ!」の一言で却下。体調不良でも休めない、女性差別、長時間残業と最低の企業。
超氷河期に新卒入社した某メガネチェーンの話です。
説明では残業はほとんどないとのことでしたが、まず店舗配属初日、店の最寄駅に着いたのが夜の10時過ぎ。同期と三人で、騙されたことに気づきました…。更に残業代はゼロ。
5年勤めて退職するまで、一円たりとも残業代が支払われることはありませんでした。
また、入社して数年経ったある日のこと、同期が結婚式を挙げるというので、日曜日に有休をとらせてほしいと店長にお願いしたところ、たった一言「ダメ!」…。
ああ、この会社に勤めている限りは、人間らしい生活はできないんだなと悟りました。
親しい友人や親族の冠婚葬祭に参加することができないのですから。また、突然の体調不良に襲われて今すぐにでも病院に行きたい、という時でも、他店の応援要員が見つかり、更に店に来るまでは帰るなという指示でした。
他にも、男性社員はどんな無能でも、数年経てば自動的に店長になれましたが、女性社員はどんなに優秀で、どんなに販売成績が良くてもずっとヒラのまま。お給料もまったく上がりませんでした。
今思えば完全な女性差別なのですが、当時はそれが当たり前という雰囲気、社風でした。
そして毎月のノルマのきつさ。本当に良いものをお勧めするのではなく、売りたいものを売る!という姿勢が本当にえげつなかったです。もっと早く辞めるべきでした…
結婚休暇を取得したら、社内で「忙しい時に休むな」と悪口を言われていた。人間性に問題がある社員ばかりなの?
とりあえず仲が悪く、誰かを標的にしていじめてそれをストレス発散に楽しんでいるような会社でした。
まず、スローガンに”あいさつはしっかりとしよう”という幼稚な誰でもできるような目標を掲げていますが、スローガンを考えた人がまず挨拶をしません。毎日が責任のなすりつけ。
トイレなどで事務所からいなくなるとその間にその人の悪口を言います。私には関係ないですが狭い事務所ですので勝手に聞こえるので毎日気分が悪いです。
そんな私にも被害が出てきました。最近結婚したんですが、式のため2,3日の有給を頂いたのですが、休んでいる間に悪口を言われていました。
内容は「忙しい時に休むな」(半年以上前から休むと事前に許可をもらっているんですよ!)、結婚式当日に雨が少し降ったのですが会社では雨が降ったことに対して「ざまあみろ」といわれていたそうです。
それを本人にチクるやつもどうかと思いますが誰も信じれません。
業務上もみな無責任で皆で合同の仕事なのに責任回避かのようにそそくさと帰ります。
月40時間ぐらい残業しましたが残業手当は2時間しかついてませんでした。上司の匙加減で残業代が決まります。皆帰っているのにあなただけに残業をつけることはできない、だそうです。
こちとらみんなが遂行せず残してった業務の尻拭いしてんだよ!って叫びたくなりました。今月辞めます。
葬式・結婚休暇が取れない、嫌味を言われる最低な職場。「任意という名の強制」は場合によってはパワハラ・モラハラに該当する場合もある。
1社目の会社は酷いですね。冠婚葬祭で無給欠勤したら、「お休みをいただいたことに対する「お礼」を社長・上司・他の社員を回って述べなくてはなりません」って、悪質な宗教みたいですね…。残業代なし・代休なしなど「任意という名の強制」で記録を残さずに、社員に労働を強制するのがブラック企業の悪質な手口です。
以下の体験談では、冠婚葬祭でも休暇が完全にもらえなかったようですから、こちらの体験談の方がマシではありますが、どちらもオカシイ会社であることは間違いないと思います。
親の葬式でも仕事を休めないのが普通?忌引き休暇の扱いはピンキリだ。
「体調不良で欠勤させてください」→上司「体調が悪くても出勤しろ!絶対来い!」
他の体験談もヒドイですね・・・。特に3つ目の体験談は、社内が人間性に問題のある社員ばかりなのでしょう。
冠婚葬祭や慶弔休暇については労働法上の決まりはありませんけど、有給休暇は取得することができるはずなわけですから、これに対してイヤミを言ったり感謝を強要するような会社は悪質なブラック企業と言わざるを得ないです。
未だに「結婚や葬式を休んででも仕事して当たり前。社会人の義務だ。」とか考えてる昭和脳の迷惑オジサンがいるんでしょうね…。