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人手が足りない…。会社内で人材使いまわし12時間拘束。疲れ果てて立ったまま居眠りをしてる人たちも。
何度か転職の経験があり、いろんな会社を見てきました。
ほとんど、どの会社でもブラックな部分は必ずあります。その中でも、 12時間拘束の会社がありました。通勤は、送迎してくれますが、みんな違う所に住んでいるので、送迎車に1番で乗った人は会社までに1時間以上乗っていることになるのです。そして、帰るのは、1番最後です。よく同僚が言っていました「軟禁だ。」 「牢屋だ。」
二交代制だったのですが、夜から来た人の中には、立ったまま、居眠りをしてる人たちもいます。
かなり体力的に辛い思いをしました。そして仕事も納期に合わせるため、スピード勝負です。そうなったら、ミスが出ます。(私から言えばミスが出る状況を作っているのは会社側だと思っております。)
そういった状況の中、上司は隣に来て手伝いもせず、話しかけてきて(雑談)、人の仕事の邪魔しているということに気がついておりません(飴、ガムたべてます。)。この状況なので、やはり人の出入りは激しかったです。
人手が足りなくなったら最悪です。ただでさえ人手がたらない状態なので、人手不足になったら休日返上です。さらに人の手が欲しい時は、本社からヘルプを呼んでくれるんですが、「俺、24時間働いてます。」という方も中にはいました。もちろん、私たちも本社にヘルプに行かされます。
人手不足による現場の悲鳴を無視し続ける会社の体制が最大の原因。さらに改善どころか業容拡大で状況が悪化…。
私が工務店の設計課に勤めていた時の体験談です。その工務店は規模があまり大きくなく、新入社員も毎年一人か二人という状況でした。
入社して二ヶ月の間は図面を書く練習として、その工務店が建てた家の図面をパソコン上でトレースするという作業をしていました。
上司から、どの図面を描くのにどのくらいの時間がかかったのか記録するよう指示されました。実際の業務では締め切りがあるため、自分で作業のスケジュールを立てるのに参考になる為です。
その後、私は 新築住宅の図面の作成業務を任される事になり、上司から必要な図面の種類と、各図面の締め切り日時を伝えられました。各図面にかかる時間を記録していたので、それを元にスケジュールを立ててみました。
するとその時、与えられた仕事の量の多さに気づいたのです。毎日朝8時から夜の12時まで 1日16・7時間作業しても、週6日かかるのです。
参考にした時間は 完成した図面を見ながら作図するのにかかった時間なので、1から図面を描くとなると確実にそれ以上時間が必要です。
上司に相談しましたが「一人で頑張るしかない」と言われてしまいました。手伝おうにも人手が足りないとの事でした。上司言う通り設計課は人数の割に仕事の量が多く、会社全体の会議でもその問題が指摘されていましたが、改善されない状態が続いていたのです。
私は上司の言う通り 一人でやるしかないと覚悟を決め、作業に取り掛かりました。
実際 1日17時間以上 日付が変わっても仕事をすることになりました。徹夜で作業する日もありましたが、たまたまこの仕事がきついのだと自分に言い聞かせ、次に与えられる仕事はもう少し余裕があるはずだと希望を持ちながら作業に取り組みました。
しかし 与えられる仕事の量はさほど変わらず、深夜に帰宅する日々が続きました。
そんな中、会社の全体会議である発表がありました。会社の規模を拡大する為、来年度の仕事の目標受注件数を大幅に増やし、それに伴い新入社員の採用人数も増やすという事です。私も含め設計課の人は仕事の量が減ると思い喜びました。過酷な労働環境がやっと改善される事になったのです。
しかし次の会議で「募集はあったものの、良い人がいなかった為 来年度の設計課の新入社員は0人」続けて「目標受注件数については変更なし」と発表されました。私は意味がわかりませんでした。仕事量の多さを伝えているにもかかわらず、改善どころか改悪しようとしているのです。
その後私はすぐに退職しました。より過酷に より辞めづらくなる前に、抱えていた仕事を投げ出すように退職届を出しました。
会社「人が足りないんで、指導も教育もしないけど、1ヵ月で独り立ちしてください」。
新卒で入社して一週間で、人手不足なので1ヶ月で独り立ちするようにと言われた。
実際には、先輩も教える時間もないくらい忙しく、「私も教えてばっかりいる時間ないから」と言われ、十分に指導してもらえなかった。
わからないことがあっても聞けないような状況が続いたが、先輩からは「わからないことがあったらすぐに聞いて」と言われ、矛盾さを感じた。
入社して1ヶ月経過し、もちろん十分に仕事を覚えきれず毎日上司から嫌味を言われた。
自信がなくなるような言葉が多く、「あなたは他の社会人から出遅れている」「入社前の面接の時からあなたがダメな人だと感じていた」と言われた。
毎日上司から長時間怒られ、周りの先輩は見て見ぬ振りをしていた。仕事後、大丈夫?と声をかけてくれる人もいたが、その場でフォローしてくれたり、教えてくれる人は一人もいなかった。
入社してからしばらく経ってから、その部署は小さな部署だったが(6人程度)、人の入れ替わりが激しく、1年間で5人退職しては入社しての繰り返しだと先輩から聞いた。
入社しても辞める人が多いと聞いて、とても納得した。同期もおらず、そのような状況を相談する相手がいなかったのでとても辛かった。
日本は人手不足が深刻だ。ブラック企業ほど人がいなくなりブラック度が増していくババ抜き状態であることが最大の原因。
人手不足が深刻で、なんと4割以上の会社で人手不足感があるということです。そして、やはり人の出入りが激しいブラック企業ほど、人手が足りなくなり、よりブラック度が増していくんでしょうね…。本体験談の長時間労働と人材使い回し感もスゴイものですね。
しかも、会社にしがみついているような人は戦力にならなかったりしますから・・。早く人工知能やロボットが活躍する時代になって欲しいです。
ブラック企業はババ抜きみたいなものですから、最後まで残った人が最も濃い地獄を味わうことになるわけです。ヤバイ会社は早く転職した方がよいと思います。