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皆のいる前でボロクソに能力否定。上司の気に障っただけで怒鳴られ人間性を否定。精神的にも辛いパワハラ中小企業。
新卒で採用された、地方の中小企業での体験談です。
まずはじめの応募した時のことです。応募したにもかかわらず、しばらく音沙汰がありませんでした。しびれを切らして問い合わせたところ、会社側から白々しく「実は受かっていました。」との返答がありました。受かっていたらもらえる、新社会人向けの雑誌もまったく届いていなかったので、尋ねたところ「いやー、うっかり忘れていました」との返答がありました。
この時点でかなり、怪しい会社だったのですが、とにかく就職を早く決めたかった私。自分の違和感を信じず、そこに就職することにしました。
その会社は、私を含めて同期が6名いました。会社は事務所側と工場側と分かれており、新入社員はそれぞれ3人2グループに分かれ、各場所で一か月交代で研修を受けました。
会社の習慣として、毎朝決まって皆で掃除する決まりごとがありました。土足の場所でも、モップではなく地べたに膝をついて雑巾がけをしたり、その雑巾も毎回洗濯機で洗わなくてはいけなかったりなど。朝一番から体を使うことが多く、夏場だと仕事にとりかかる前からフラフラになることもありました。
そんな職場環境ですが、はじめての環境に人生初の一人暮らしであること、さらに要領の悪い私。少しでも、上司の目につくようなことをすると、しつこく咎められました。
キツイ人ばかりで精神的にもつらい日々が続き、そのうち「何をしたら怒られないんだろう」と考えるばかりに。体重もかなり増えていきました。3か月経った頃、私のいたグループは上司の部屋に呼ばれて各々評価を受けることに。しかしそこで私は、他2人とは対照的に、皆のいる前で最下位の評価を受けて、ボロクソにけなされてしまいました。
また、私以外の同期も、少しでも上司の気に障ることをすると、人目のつかないところへ連れていかれて、怒鳴られ人間性を否定するようなことを言われたりしていました。よく言われるところの、パワハラを受けていたのです。
器用なタイプの同期は、上司に気に入られて信用を勝ち得ていたので、ますます風当たりが強くなっていくのでした。器用なタイプの同期から、嫌味を言われることもありました。
結局この会社、半年も過ぎた頃に辞めてしまったのですが、いまどき珍しく給料が現金支給でした。県外の人間だった私は、現金書留は辞めてほしかったので、辞める前に指定の口座に振り込んでもらうように上司にお願いしておきました。しかし、辞めてしばらくした頃、給料は実家に現金書留で届きました。振り込んでもらうように、確かに上司と約束したにも関わらずにです。
辞めた後も、会社の同期とメールのやり取りを続けていましたが、結局6人の新入社員のうち、5人辞めてしまったそうです。結果的に1人しか残らなかったのです。私同様に上司からよく怒られていた同期に至っては、強制的に辞職させられてしまったそうです。
私自身、新卒で未熟な点も多かった頃です。しかし人を育てるという意味では、無頓着な会社だった記憶がこびりついています。
とにかく社員をガミガミ怒鳴りまくる幹部。アルバイトもドン引き…。
私は某チェーン店のカフェでアルバイトとしてオープニングスタッフとして配属されたのですが社員の人達は基本休憩なしでずっと働いていました。
初日1週間は本社の幹部の人達や他店からの応援社員の人達も来ていたのですが、幹部の人達はとにかく社員を怒鳴っていました。私達アルバイトの失敗は社員さん達が一生懸命フォローしてくれて、時には私達を庇って怒られている時もありました。
入りたての新人社員の男の子は耳を引っ張られてキッチンに連れていかれてガミガミ怒られていたのを見たこともあります。
社員さん達に大丈夫ではないに決まっていますが大丈夫ですか、と聞くと「ごめんね、びっくりするでしょ。でもうちの会社はこんなもんなんだよ」と笑っていました。もう可哀想でしょうがなかったです。
そこの店長はもうすぐ奥さんが子供が生まれる予定だったのですが、産気づいたと連絡があっても休むことができず働いていました。コック帽から円形にハゲているのを見た日は青ざめてしまいました。
飲食店はクレームは毎日のようにあるのは承知ですが、その処理を全て社員さんが請け負い、本社に報告すれば幹部がお店に来て怒鳴るの繰り返しでした。
私は怒られることはなかったのですが、社員を見ているのが辛くて半年程で辞めました。
朝礼中に人前で大声で罵倒。個別に人格否定・無視。何十人と退職に追い込む最低パワハラ上司。
上司のパワハラが日常茶飯事の職場でした。30人程度の、小さな職場ですが、役職者によるパワハラにより、部下は何十人と退職に追い込まれていきました。
朝礼や夕礼での特定スタッフへの大声での罵倒、個室によんでスタッフの性格の否定、無視など、数えきれないです。時には、言葉の暴力だけでなく身体的暴力もあり、女性スタッフに両方の手首をきつくつかんで、その場から動かない様にしていました。
こういう職場なので、部下たちは仕事内容よりもパワハラをする役職者の言動を気にしながら働かないといけないので、ミスが多くなるのですね。
しかし、役職者にはお気に入りの部下とそうでない部下との区別がはっきりしていました。区別は、仕事上の成果で判断されるものではなく、完全なる役職者の好き嫌いです。ミスをした部下がお気に入りのスタッフには、軽く怒るくらいです。
しかし、気に入らないスタッフがミスを犯した場合は、約1週間は意味もなく罵倒し続け、他スタッフから孤立するように仕組みます。中学生のいじめと変わらないことです。約1週間、ターゲットとして罵倒、無視され続けると、その間に次にミスをしたスタッフが出現すればターゲットは移りますが、もしミスがでないようであれば、約1週間以上の2週間に及ぶパワハラをされます。
そして、この実態を見てみるふりをしている役職者の上司であるオーナーが何とっても無責任すぎます。
パワハラがなくならないのは理性的に指導できない上司がいるから。パワハラをなくすためには理解力の向上が必要。
本当にパワハラ関連の体験談報告が多いんですよね。以下だけでも一部です。具体的なセリフやチェックポイントもまとめています。
パワハラの事例・具体例まとめ。上司「親の顔が見てみたいわ」と部下を罵倒する。
上司から誹謗中傷地獄…。親をバカにされ、障碍者扱いされ、死ねと言われ続ける。
仕事のミスが原因でも、度を超えた叱責はパワーハラスメントになります。
それだけ、理性的な指導ができない上司が多いということでしょう。「感情的にならずに人格面に触れずに、仕事の改善指示を個別に具体的に論理的に行う」。これだけの話なんですけど。
なぜ、わざわざ皆の前で怒鳴る必要があるのか、人格否定をする必要があるのか、全く理解できません。悪質なパワハラ・モラハラを繰り返す人達は、常人には理解できない異常者気質みたいなものがあるのかもしれませんね。
また、理解力の足りない人も多い気がします。顔を真っ赤にして怒鳴っているような人は言うまでもありませんが、「俺たちが若い頃の指導はこんなもんじゃなかった」とか言っちゃう老害系の方々とか。
このような上司は、自尊心・プライドから自身の経験上の尺度でしか物を語れないのでしょう。だから、時代の変化に鈍感で、自分の中の価値観にこだわり、凝り固まっているんです。「物事を自分の見たいようにしか見てない」視野が狭く理解力に乏しい典型例と言えます。