騙されるな!大手塾講師バイトは時給詐欺?タダ働きさせられる衝撃のブラック実態

私は以前、某大手塾で講師をしていました。
私がその塾をブラックだと感じた理由は、給料が1コマ分しかもらえなかったからです。具体的に言えば私は夜20:00から22:00までの2時間塾に滞在していたのですが、そのうちで授業をしたのは20:30から21:30にかけての60分です。
授業前の塾の前に立ち、子供にあいさつをする業務や、授業後の子供の保護者へ授業でやった内容の報告やテストの丸つけなどは全て給料に含まれません。
また、授業で使う教案や授業の流れなどは軽く説明されますが、テンプレートが無いため塾に来る前、つまり私生活の中で考えるので無給です。さらに、子供が当日キャンセルをした為働かずに帰宅させられたこともありました。たしかに一般的なアルバイトに比べれば給料はいいかもしれませんが、もらえるのは授業をしている1時間だけなので2時間塾にいなくてはならなくても、1時間分のお金しかもらえないという事です。
また、子供の当日キャンセルなど講師への扱いが雑に感じる面も多々ありました。結果的に私はその塾のアルバイトを辞めましたが、後に同じ塾でアルバイトをしている友人から、授業をしていないときは別途で業務費が出るとのことを聞きました。
どうやら、その大手塾は各店舗の室長によって方針が違うようです。みなさんもそのようなアルバイトをするときは、その店舗で働いている人の話を聞いてからの方がいいと思います。
ふざけるな!大手塾バイトはタダ働き地獄?授業外無給の搾取実態
■教育現場という皮を被った搾取工場へようこそ
皆さん、こんにちは。今日も今日とて、日本の労働環境の汚泥をすくい上げ、その悪臭に顔をしかめながらも、現実を直視する時間がやってまいりました。今回取り上げるのは、日本の未来を担う子供たちを育てるはずの場所、「学習塾」での話です。
もうね、読み始めてすぐに吐き気を催しましたよ。21歳の女性からのタレコミですが、これは単なる「バイトの愚痴」ではありません。日本の労働市場における「やりがい搾取」と「違法労働」の教科書のような事例です。もしこれがブラック企業検定試験の問題なら、間違いなく難易度1の基礎問題として出題されるレベルの、あまりにも典型的で、かつ悪質な手口です。
「勉強を教える」という尊い行為の裏で、大人たちが若者に対してどれほど汚い手を使い、法を無視し、労働力をタダ同然で吸い上げているか。この体験談は、その氷山の一角に過ぎません。ですが、この一角から見えてくる闇は深淵です。今回はこの大手塾の欺瞞に満ちた構造を徹底的に解剖し、メスを入れていきましょう。
■「コマ給」という名の現代の錬金術
まず、この体験談の核心にあるのが「給料が1コマ分しかもらえない」という点です。これを業界用語で「コマ給」と呼びますが、はっきり言いましょう。これは経営者にとっての「錬金術」であり、労働者にとっては「詐欺」と何ら変わりません。
彼女は2時間拘束されているのに、給料が出るのは60分だけ。単純計算で、実質的な時給は半分です。「一般的なアルバイトに比べれば給料はいいかも」なんて、彼女は謙虚に言っていますが、目を覚ましてください。拘束時間で割ったら、最低賃金を割り込んでいる可能性すらありますよ?
ここでの最大の問題は、経営者側が「授業をしている時間=労働時間」と勝手に定義していることです。ふざけるなと言いたい。労働基準法において、労働時間とは「使用者の指揮命令下に置かれている時間」を指します。塾という場所に足を運び、そこに滞在し、いつでも業務に取り掛かれる状態にあるなら、それは立派な労働時間です。
百歩譲って、授業以外の時間は自由行動で、スマホをいじろうが、寝てようが、外に買い物に行こうが自由だというなら話は分かります。ですが、現実はどうですか? 彼女の証言を見てみましょう。
■笑顔の裏側にある「タダ働き」という強制労働
彼女は授業前に「塾の前に立ち、子供にあいさつをする業務」を強いられています。これ、完全に業務ですよね? 塾の看板を背負って、愛想よく振る舞い、顧客である生徒や保護者に好印象を与える。これは立派な「集客活動」であり「顧客満足度の向上」を目的とした労働です。
デパートの店員が開店前にお客様を出迎える準備をしている時間に、給料が出なかったら暴動が起きますよ。なぜ塾業界だけ、この「生徒を出迎える」という行為がボランティア感覚でまかり通っているのでしょうか? それは経営者が、「子供のため」という美名のもとに、労働者の善意を食い物にしているからです。
さらに「授業後の保護者への報告」や「テストの丸つけ」。これらも全て無給だと彼女は言います。保護者への報告なんて、塾にとって最も重要な「顧客の繋ぎ止め」業務じゃないですか。次の契約更新に直結する重要な営業活動です。それをタダでやらせる? 正気の沙汰とは思えません。
テストの採点に至っては、もはや事務作業です。機械でもできるかもしれない作業を、貴重な講師の時間を使って、しかも無給でやらせる。これは「コスト削減」なんて生易しい言葉では片付けられません。「労働力の窃盗」です。コンビニでパンを万引きしたら警察に捕まりますが、若者の時間を万引きしても「教育業界の慣習」で済まされる。こんな理不尽が許されていいはずがありません。
■私生活を侵食する「準備」という名の幽霊業務
さらに腹立たしいのが、授業準備に関する記述です。「テンプレートが無いため私生活の中で考えるので無給」。ここには、この塾の経営陣の怠慢と無能さが凝縮されています。
大手塾を名乗るなら、なぜまともなマニュアルや教案のテンプレートを用意しないのでしょうか? それは、「講師それぞれの個性を活かす」なんていう耳障りの良い理由ではありません。単に、教材開発やマニュアル作成にかけるコストをケチり、その負担を現場のアルバイト講師に丸投げしているだけです。
彼女は家に帰ってからも、あるいはカフェで休んでいる時も、「明日の授業どうしよう」と頭を悩ませていたはずです。その時間、脳のリソースは完全に業務に割かれています。本来なら、これらも「準備手当」として支払われるべき、あるいは勤務時間内に準備時間を設けて行わせるべき業務です。
私生活の時間まで業務が侵食してくる。そしてその対価はゼロ。これは労働者の人生そのものを軽視している証拠です。「いい授業をしたい」という講師の真面目な想いにツケ込み、タダで質の高い授業を提供させようとする。その精神構造が浅ましい。クリエイティブな作業には対価が必要です。思考する時間にもコストがかかります。それを無視する企業に、人を育てる資格などありません。
■ドタキャンで「強制帰宅」という違法行為
極めつけはこれです。「子供が当日キャンセルをした為働かずに帰宅させられた」。
は? 何を言っているんですか?
アルバイトスタッフは、その時間働くために予定を空け、交通費をかけ(支給されるにせよ時間はかかる)、準備をして来ているんです。それを使用者の都合(生徒のキャンセルは塾側のリスク管理の範疇です)で「はい、今日は仕事ないから帰って。もちろん給料はナシね」と追い返す。
これは明確に労働基準法26条に関わる問題です。会社都合の休業の場合、平均賃金の6割以上の休業手当を支払う義務があります。「生徒が来なかった」というのは、講師の責任ではありません。塾の集客力の問題であり、生徒管理の問題です。その経営リスクを、なぜ末端のアルバイトが「給料ゼロ」という形で背負わされなければならないのでしょうか。
人間をなんだと思っているのでしょうか。都合の良い時だけ呼び出し、不要になればスイッチを切るように追い返す。まるで使い捨ての電池か何かのような扱いです。人の時間を奪っておきながら、1円も払わずに帰宅させるその神経。私ならその場で室長に六法全書を投げつけているところです。
■「室長ガチャ」で決まる待遇の理不尽さ
そして、この物語の最も恐ろしいオチ。「友人から、授業をしていないときは別途で業務費が出るとのことを聞きました」。
出ました。ブラック企業の典型的な特徴、「店舗ガチャ」「上司ガチャ」です。
同じ看板を掲げた大手塾でありながら、店舗によって、あるいは室長の方針によって、給与体系が異なる。これは企業としてのガバナンスが完全に崩壊していることを意味します。あるいは、フランチャイズ本部が「法を守るかどうかは各オーナーの判断に任せる(バレなきゃいい)」という黙認の姿勢をとっている証左でもあります。
友人の店舗で業務費が出るということは、本部としては「出すべきもの」として認識している可能性があります。つまり、彼女が働いていた店舗の室長は、意図的に人件費を削り、その浮いた金を自分の店舗の利益、ひいては自分の評価につなげていた可能性が高い。
これは「知らなかった」では済まされません。確信犯的な搾取です。若者の無知につけ込み、「うちはこういう決まりだから」と嘘をついて、本来支払うべき賃金をポケットに入れているのと同じです。
■「教育者」を名乗る資格のない大人たちへ
私がこの件で最も怒りを覚えるのは、彼らが「教育」を商売にしているという点です。
子供たちには「ルールを守れ」「嘘をつくな」「努力は報われる」と教えているのでしょう? その裏で、先生たちに対しては「法律というルールを無視し」「労働条件について嘘をつき」「授業準備という努力には報いない」という態度を取り続けている。
こんな大人たちが運営する塾で、子供たちがまともな倫理観を育めるわけがありません。子供は敏感です。先生たちが疲弊し、理不尽な扱いに耐えながら無理やり笑顔を作っている空気を感じ取ります。
「社会に出たら、こうやって理不尽に耐えるのが大人なんだ」という、最悪の社会勉強をさせているようなものです。ブラックバイトは、労働者への経済的な打撃だけでなく、社会全体のモラルを腐敗させる毒のような存在です。
■これから戦う君たちへの対策と「復讐」の方法
さて、怒ってばかりでは状況は変わりません。専門家として、今後このような被害に遭わないため、そして遭ってしまった場合の対策を授けましょう。
●証拠を残せ、全てはそこからだ
まず、自分の身を守る最強の武器は「記録」です。
「何時何分に出勤し、何時何分に退勤したか」を自分の手帳やスマホにメモしてください。タイムカードをごまかされていても、詳細な日記やメモは労働基準監督署において強力な証拠となります。
また、業務指示のLINEやメール、授業報告書のコピー、作成した教案の実物。これらも全て保存してください。「授業以外の時間は働いていない」という塾側の嘘を崩すための弾薬になります。
●「業務」の定義を再確認せよ
面接や契約の際、「授業以外の業務には給料が発生しますか?」と食い気味に聞いてください。「コマ給に含まれている」と言われたら、即座に席を立って帰っていいです。それは「うちは違法操業です」と自己紹介しているのと同じですから。
もし働いてしまっているなら、「準備時間や報告業務も労働時間ですよね? 賃金を支払ってください」と請求しましょう。一人で言うのが怖ければ、労働組合(ユニオン)に相談するのも手です。学生バイトだからといって遠慮する必要はありません。
●遡って請求することは可能だ
彼女はもう辞めてしまったようですが、諦める必要はありません。未払い賃金の請求権は、退職後でも時効(当面は3年)にかかっていなければ行使できます。
「友人の店舗では出ていた」という事実は強力な武器になります。「同じ会社で待遇が違うのはおかしい。未払い分を過去に遡って支払え」と内容証明郵便を送るだけで、相手が慌てふためく姿が目に浮かびます。ブラック企業の経営者なんて、所詮は小心者です。法的なアクションをちらつかせれば、案外あっさりと支払いに応じることが多いのです。
●最大の復讐は「周知」すること
そして、今の時代、最強の制裁は「悪評」です。
彼女がこうして体験談を投稿したことは素晴らしい。具体的な塾名は伏せられていますが、ネット上の口コミサイトやSNSで、事実に基づいた冷静な告発を行うことは、次の被害者を減らすことに繋がります。
「〇〇塾のXX校は、授業外手当を出さない違法店舗です」という情報は、求人を出す企業にとって致命傷になり得ます。労働者が賢くなり、ブラックな職場を選別し、誰も寄り付かなくさせる。これこそが、ブラック企業を市場から淘汰するための唯一の方法です。
■最後に
「勉強を教えるのが好き」「子供の成長が見たい」。そんな純粋な動機を持つ若者が、使い潰されていく現状に、私は強烈な憤りを感じます。
あなたたちの「やりがい」は、経営者の別荘や高級車に変わるための燃料ではありません。自分の時間、スキル、労働力には、正当な値札をつけてください。安売りしてはいけません。
そして、現在進行形でこのようなブラック塾で働いている皆さん。あなたがそこで我慢して働き続けることは、間接的にそのブラックなシステムを肯定し、延命させることに加担してしまっています。
「おかしい」と思ったら声を上げてください。逃げ出してください。あなたが辞めて現場が回らなくなれば、経営者は初めて自分の無能さを痛感し、環境を変えざるを得なくなるのですから。
教育業界の未来のためにも、そして何よりあなた自身の尊厳のためにも、ブラックな搾取には中指を立てて、堂々と権利を主張しましょう。それが、大人の責任ある態度というものです。





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