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警備会社は労働環境も人間関係も最悪だった。先輩に呼び出され意味不明な暴言・暴力。せっかくの休日も先輩に押しかけられる。
以前私が勤めていた警備会社は労働環境・人間関係ともにひどいものでした。
夜勤があったり体力的にきつかったりするのは最初から承知の上で入社しましたが、陰口や嫌がらせがひどかったです。
ある朝、急に先輩に呼び出されて他の人が見ている前で「お前は目が細いから、眠そうな顔をしている。やる気がないならやめてしまえ。」と何の根拠もない八つ当たりとしか思えない罵倒を1時間近くも浴びせられたときは本当に嫌な気持ちになりました。
その先輩は自分の機嫌が悪くなると人や物にあたる人だったので、自分自身の業務に支障が出ることもあるほどでした。私を含めた他の人も暴言を吐かれたりときには暴力を振るわれたりしました。
上司に相談したこともありましたが、事なかれ主義で何も状況は変わりませんでした。
そして、休日を奪われるのが当たり前の職場だったのも納得がいきませんでした。「新人なんだから残って仕事を早く覚えろ」とよく言われていましたが、それはまだ納得できました。
しかし、夜勤明けや休日の日に先輩や上司が電話してきたり家に押しかけてきたりしてきたことが辛かったです。それをやられてしまうと休息もできませんし、友人や恋人と出かけることもできませんでした。
そして、就職するまでに築き上げてきた人間関係がどんどん崩壊していきました。学生の時からの恋人にも別れを告げられました。ゆっくり休むこともできないので、軽くノイローゼにもなりました。
上司や先輩に言わせてみれば「休日も世話をしてやっている」とのことでしたが、彼らは職場以外に人間関係がなかったようでした。私と会わない休日はパチンコ屋に入り浸っていたそうです。
基本週休二日制でしたが、しっかり休みをもらえるわけではなく、もらえた休みもこのようにつぶされてしまっては不満がたまる一方でした。
入社した年の後半あたりから退職しようと相談を何度も持ちかけましたが、そのたびに拒否されていました。2年ほど勤務してようやく退職が決まった時には60日以上有給がたまっていました。そして、その有給は私が退職するまで消化されることはありませんでした。
入社してから同じ環境にいた同期は次々にやめていきました。私が退職するまでほぼ毎月誰かが退職していたと思います。また、それだけではなく、自ら命を絶ってしまった人も何人かいました。
そういった姿を見ていると他人事ではなく、自分もいつかそうなってもおかしくはないと思いました。今では前職よりも給料は低いですが、心も体も前職の時よりは健康です。
警備会社は完全に縦社会な上に、”訳あり”と見られる警備員も多数。長時間労働・休み無しなのに薄給で最低限レベルの生活。
警備会社に勤めていたのですが、酷かったです。ブラック会社に入ってきます。「何が」と特定しだすとキリがないのですが、全体的にブラック会社です。
警備会社に入社するまでも4社ほど勤めていた会社がありましたが、比べものにならないくらいでした。「何K」になるのでしょうか…。
まず、休みが2週間に1日~、酷い人の場合では月に1回しかなかったりします。
会社は被雇用者に対し、個々に契約内容を採用時に取決めしていましたので、皆一律ではありませんでした。通常ある社内規定もないような様子でした。
仕事の内容は交通誘導が多かったのですが、扱いは皆同じです。もしかすると自分のほうが待遇がよいのではないかと思うことが優先され、敢えて他の人の待遇は聞けない状態でした。
勤務内容は交通誘導が主だったのですが、車の走行道路に出て車を止めてはいけない業法のきまりになっているところ、無理やり道路に出て止めれる車は止めるよう最初のうちにしつけられました。
私は現場を任される立場でしたが、他の隊員の働き方が甘いと指摘され、「独裁してしまえ」や「もう辞めろ」など暴言を交通誘導中にもかかわらず怒鳴りちらされることも多々ありました。
警備会社は警察との関わりが多いので、完全な縦の組織図でした。
警備に来る隊員も訳ありのように見受けられる方が沢山いました。とても一瞬のタイミングが命取りになるような察知や行動ができる隊員ではありませんでした。それも「育てろ」という会社の意向でした。
給料も日当の月払いで少ないです。どうにか最低の暮らしができるような状態でした。
隊員の指導も指導員の免許が必要なのですが、現場に長く勤めている隊員に丸投げになっていました。現場で必要になる備品なども用意して貰えず、自腹でまかなっていました。
また、保守室があるのですが、トイレが場所的に近いこともあり、清掃のかたが別に事業主から雇用されているにも関わらず、私に押し付けるようなこともありました。給料も職長手当が1000円しかありませんでした。
私は雇用契約的に残業はない契約でしたが、他の隊員は「ダブル」などという、昼間警備と夜間警備を強制的にさせるようなこともしていました。
また、夜間警備は何パーセントか給料を上げないといけないところ、「足りてない」とも他の隊員から聞いていました。
自分から申出が積極的にできない隊員は「トリプル」などもやらされていました。今は警備会社を辞めて正解だったと思います。
全ての警備会社がブラックではないと思うが、正社員でもバイトでも警備員は決して「楽」ではないと考えておいた方がよさそう(特に人間関係?)。
警備会社の全てがブラックというわけではないでしょうし、正社員・バイトの立場でもまた違ってくるのでしょうけど、寄せられる体験談を見る限りはとても楽な仕事であるようには見えないですね。
ずっと立ってるのを苦にしないならば、楽な仕事に見えるのかもしれませんが、縦社会の構図や訳ありの先輩など人間関係に悩まされそうな雰囲気が漂っています。入社した会社の周りの同僚や先輩が真っ当な人間かどうか、まず最初にチェックした方が良さそうですね。
労基法違反常習犯の超絶ブラック警備会社。何十日も休みなし・36時間連続勤務。
また、後者の体験者の方の話では、かなりの長時間労働を強いられているようです。トリプルって、24時間立ちっぱなしってことでしょうか・・・?
結局、会社次第なんだと思いますが、警備員の仕事を続けるのであれば、本体験談のようなブラックな環境もあることを認識しておいた方が良さそうです。