人付き合いが苦手な性格。コミュニケーション能力で同期と差が付き、些細な事で目を付けられいじめられる。
私が勤めていた仕事は、税理士補助の仕事で、事務所がいわゆる個人経営のところでした。なので、仕事場にいる職員の数は全員で5人だけととても少ない人数だったと思います。
私は人付き合いが苦手なので、最初はそれが嬉しかったです。
私ともう一人の新入社員(小学校から一緒の子)を除いた三人と打ち解けることができれば、後は気を張り詰め続けることもなくなると思ったからです。でも、それは裏を返せば、自分だけ仲良くなることができなかった場合、その狭くて人数の少ない職場で、仲間はずれをくらう、ということになります。
私は、後者でした。
自分から歩み寄ろうと努力をしたり、話しかけたりはしてみたのですが、うまく行きませんでした。
でも、もう一人の新入社員の子は違いました。態度や接し方など、私と大差ないはずなのに、その子はたくさん話しかけられたりするのに、私は全然話しかけられません。ご飯に誘われる頻度、仕事の任せ方も違いました。
それが悲しかったので、私は少し落ち込みながら仕事をしていました。その姿が、他の人たちから見たら、仕事を適当にやっているように見えたらしく、それに対して怒られました。私は、仕事自体はしっかりとやっているつもりだったので、怒られたことにびっくりしてしまいました。
その怒られた日から、私に対する上司の皆さんの態度は、更に変わりました。
もう一人の新入社員の子がやっても怒らないことを、私がやったら怒られたり、ちょっとしたことですぐに怒られるようになりました。私だけ。それに耐えられなくなった私は、その事務所をやめてしまったのですが、やめる最後の日にも、怒られました。
私は人見知りですぐに人と打ち解けることができません。そのことを、知っておいてもらって方がいいかなと思い、前もって言っておいたのですが、
「今まではそのことを踏まえて優しく接してきたけど、私、人見知りなんてテメーの勝手な事情だろ。治そうと思えば直せるのにやらないんだから、そんなの言い訳と同じだと思っているから」と言われました。
直せるものならもう治っています。そういうことを言う人がいるからさらにひどくなっていくんですよね。
この人も、表面上では、「そうだよね」「人見知りじゃしょうがないもんね」「無理しなくていいよ」とか言ってましたけど、私がやめるとなったら、言いたいことを言いたくなったのかそんなことを言われました。
言葉ではどうとでも言えますが、腹の中でどう思っているかなんて誰にもわからないですよね。この人が良い例です。だから初対面の人って、怖いんです。
この会社は、休みの日数ではひどい扱いを受けることはありませんでした。お金の面は、辞めるときに色々とぼったくられましたが…。
そんな表面上はホワイトな会社でも蓋を開けてみれば差別やいじめが飛び交う最悪な職場ということもあります。そこに一人でも味方になってくれる優しい人がいれば状況は違ってくるかもしれませんが。とにかく、会社を選ぶときは慎重にしてくださいね。
人見知り・コミュ障にはツライ世の中なのは確か。多様性に寛容な社会になることを祈ります。
時代遅れの日本的村社会の延長なんでしょうね。本体験談のように、人見知りで人付き合いを避けたがる人は、上司に目を付けられてイジめられたりすることって、普通の会社でも結構あります。「異分子は潰せ」の時代遅れ村社会の特徴です。逆に、仕事はできないのに人付き合いが上手い八方美人が、社内でチヤホヤされたりすることもありますし…。
「職務能力」ではなくて、「社内の付き合い」「忖度」で状況が変わってしまうというのは、本当にマヌケな話です。時代錯誤も甚だしく、いつまで昭和の村文化みたいなのやってるのか呆れるばかりですね。
色々な性格の人がいると思いますので、もう少し多様性に寛容な社会になるといいんですけどね。
もちろん、営業職や調整役など職務能力としてコミュニケーション能力が求められる場合は問題ですけど、人見知りでもコミュ障でも職務上問題なければそれで良いと思いますし。
体験者さんはまだお若いようですし、様々な仕事を体験されてみてはと思います。本体験談のように古臭い会社もありますけど、新しい業界・文化の会社では人見知りでもマジメにやってる人はちゃんと評価される場所だってあります。「人見知り」の良さが生きる良い仕事が見つかりますように。
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