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アパレル業界の真相…。えこひいきセクハラ上司、パワハラ・暴力、無休・薄給。

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依怙贔屓が過ぎるブラック上司。基準は自分の思い通りになるかどうか。そもそも会社自体が酷い…。

アパレル業界の真相…。えこひいきセクハラ上司、パワハラ・暴力、無休・薄給。

男性・26歳の体験談
男性・26歳の体験談

私が体験した上司は、依怙贔屓が過ぎるブラック上司でした。今現在も働いている企業での話ですが、私は今アパレルで働いています。入った当初は数少ない男ということで、お互い仲が良かったと思ったのですが、そうではなく、私を自分の道具のようにできるかどうかを見ていたのです。

店長という名の役職でしたが、アルバイトの子たちが自分の思い通りにならない子達なら、本人がいくらシフトに入りたいと希望を出しても一向に入れませんでした。自分のお気に入りの子のみ自分の出社している日に合わせて入れるなど、とにかく自分自分でした。

 

店長だけならまだしも、本社もかなりのブラックぷりでした。

どれだけ繁忙期でも給料はアルバイトの子から契約社員まで一律一定額で、年末年始でさえ一切給料が上がることがありませんでした。外資系企業なので年中無休でした。そのこともあり社員は体調を崩し、店長の精神的なセクハラもありで店全体が悪循環でした。

また、海外の本社からの指示でいきなり明日からセールということや、数時間からいきなりセールを始めますというとんでもない指示が飛んでくることもあり、そのまま準備で残業もざらにありました。それもあり、他店舗の店長なども本社に苦しめられ、なおかつ月給も少ないので負の連鎖になり、精神的に病んで退職する人も多いというブラック企業でした。

 

アパレル業界は若者の夢を食い尽くす。上司のコマとして激務・深夜残業。パワハラ・暴力・・・。

女性・30歳の体験談
女性・30歳の体験談

私はデザインやパターンの仕事に憧れ服飾の専門学校に入学、卒業後、某アパレル会社に入社しました。

企画職を希望し内定をいただいたものの、初めの1年間は本社勤務で営業、ということでした。会社を知るためにも大切な経験と思い、何でもやらせてもらう気持ちでした。

 

しかし実際は、上司がいいように使うためのコマにしか過ぎませんでした。本社勤務という名のお世話係りでした。お茶出し・昼食出し、おやつの買い出し、夕飯出しもしました。

上司のコップが空になっているのに気付かないと隣の席の先輩にたたかれました。1日中上司のコップを見つめて過ごさなければいけませんでした。

終電で帰れればいい方で、夜中の2時3時に「帰っていい」と言われ、近くにある会社のアパート(汚すぎて眠れない)に泊まることもありました。土日休みといえども、1日に3度は携帯に電話がかかってきました。ひどいときは今から出社するように言われることもありました。

 

そんな日々でしたが「1年後には夢が叶う!」という希望を持ち続け、なんとか踏ん張りきりました。

1年経ち企画職の話は出ず、もちろんそんな上司の下、希望を申し出ることなんてできませんでした。更に半年経ち、自分の人生これでいいのかと思い、企画職への希望を願い出てみました。しかし上司から言われた言葉は「営業として残るか辞職するか」でした。もちろん私は辞職させていただきました。

 

アパレル販売は長時間労働・安月給・体力的にキツイと三重苦。まともに退職すらさせてもらえないブラックっぷり。

女性・32歳の体験談
女性・32歳の体験談

私の前職はアパレルの販売でした。10〜20代女性向けのカジュアルな服を販売する店だったので、スタッフも20代が中心の職場でした。私は大学卒業後、新卒で正社員として勤務していました。

 

普段から残業は当たり前の会社で、定時になるとタイムカードを切ります。そのあとはサービス残業です。有給も本当に急に休まなければならない時(病気や身内の不幸など)しかとれない、いわゆるブラック企業でした

 

3年間勤務して転職のため、退職を申し出た時もやはりブラックでした

3ヶ月以上前に申し出たにも関わらず、申し出が遅いと言われ受け入れを拒もうとします。そこは食い下がって明確な退職日を進言してどうにか受け入れてもらう感じでした。もちろん有給消化などさせてもらえず、有給の買い取りもなしです。

その時はまとにかく早くこの会社と縁を切りたくて文句を言わずに今に至りますが、本当にあり得ない会社でした。

 

アパレル販売って勤務時間が長い・給料が安い・体力的にキツイとあまりいいイメージが一般的にないと思うのですが、まさに私が勤めていた会社がイメージ通りだと思います

昇給も3年間なかったし、ボーナスは出ない時もありましたしね。今の仕事も給料は安いですが残業代が出て、有給は好きに取れる普通の会社なので転職して正解でした。

 

みんブラ事務局の所見:退職は2週間で成立し、退職前の有給を会社は拒否できない。「申し出が遅い」に効力はない。

みんブラ事務局の所見
みんブラ事務局の所見

みんブラ事務局・5段階判定アパレル3社/男女3名の体験談
総合ブラック度4.6/5即刻退職を推奨
労働時間5
賃金・残業代5
ハラスメント4
休暇4
法令違反リスク5
判定理由:シフトを店長の好悪で決められ、繁忙期でも年末年始でも給料は一律。企画職を志望して入社した新卒が上司のお茶出し・昼食出し・夕飯出しに費やされ、コップが空になったことに気づかないと先輩に叩かれる。定時後にタイムカードを切ってからのサービス残業。3か月以上前に退職を申し出ても「申し出が遅い」と拒まれ、有給消化も買い取りもなし。憧れを入口にした搾取の構造が3件で一致している。 読者投票:4.41 / 5.00(17人)

この3社は、何がブラックだったのか

アパレル業界の体験談が3件集まっています。販売、本社営業、そして販売と立場は違いますが、共通するのは「憧れ」が入口になっている点です。

1件目。外資系アパレルの店舗。店長は「自分の思い通りになるかどうか」を基準に人を選び、アルバイトがいくらシフト希望を出しても、思い通りにならない子は一向に入れない。お気に入りの子だけを自分の出勤日に合わせて入れる。そして本社も相当なもので、どれだけ繁忙期でも、年末年始でさえ給料は一律一定額。年中無休で社員は体調を崩し、海外本社から「明日からセール」「数時間後からセール」という無茶な指示が飛んできて、そのまま準備で残業になる。

2件目が最も象徴的です。デザインやパターンの仕事に憧れて服飾の専門学校に入学し、卒業後アパレル会社に入社。企画職を希望して内定を得たものの「初めの1年間は本社勤務で営業」と言われ、「会社を知るためにも大切な経験」と受け止めました。

実際に待っていたのは、こうです。「上司がいいように使うためのコマにしか過ぎませんでした。本社勤務という名のお世話係りでした」。お茶出し、昼食出し、おやつの買い出し、夕飯出し。そして——

「上司のコップが空になっているのに気付かないと隣の席の先輩にたたかれました。1日中上司のコップを見つめて過ごさなければいけませんでした」。

終電で帰れればいいほうで、深夜2時3時に「帰っていい」と言われ、汚すぎて眠れない会社のアパートに泊まることもあった。土日休みといえども1日に3度は携帯に電話がかかり、ひどいときは今から出社するよう言われる。

そして1年が経ち、企画職の話は出なかった。さらに半年経って希望を申し出たときの上司の言葉が、「営業として残るか辞職するか」でした。

3件目。新卒で正社員として3年勤務。定時になるとタイムカードを切り、そのあとはサービス残業。有給は病気や身内の不幸のときしか取れない。昇給は3年間なく、ボーナスが出ない年もあった。そして退職時、3か月以上前に申し出たにもかかわらず「申し出が遅い」と言われ受け入れを拒まれた。食い下がって退職日を確定させたものの、有給消化も、有給の買い取りもなし。

法律から見ると、これは何にあたるのか

3社で行われていたことを条文と突き合わせます。

体験談で実際に行われていたこと 抵触する条文 何が問題なのか
定時にタイムカードを切らせ、その後はサービス残業をさせていた。 労働基準法32条
労働基準法37条
打刻の後も使用者の指揮命令下にあれば労働時間。時間外は25パーセント以上、深夜(22時〜翌5時)はさらに25パーセント以上の割増賃金が必要。打刻を切らせても支払義務は消えない。
繁忙期でも年末年始でも給料が一律で、割増賃金が支払われていなかった。 労働基準法37条 法定休日の労働には35パーセント以上の割増賃金が必要。年中無休の営業であっても、毎週1回または4週4日の休日(35条)と割増賃金の義務は免除されない。
3か月以上前に退職を申し出たのに「申し出が遅い」と拒まれた。 民法627条1項 期間の定めのない雇用は申し入れから2週間の経過で終了する。会社の承諾は不要で、就業規則の定めがこれを覆すことはできない。3か月前の申し出を「遅い」とする根拠は存在しない。
退職時、有給消化を認められず、買い取りもされなかった。 労働基準法39条 年次有給休暇は労働者が請求する時季に与えなければならない。退職日までに請求された有給について、会社は時季変更権を行使できる余地がなく、拒否できない
上司のコップが空なのに気づかないと、先輩に叩かれた。 刑法208条
労働施策総合推進法30条の2
身体への有形力の行使は暴行罪にあたる犯罪。パワハラ6類型の「身体的な攻撃」そのもの。
土日の休日にも1日3度の電話があり、出社を命じられることもあった。 労働基準法35条
労働基準法32条
休日に業務対応を義務づけられていればその時間は労働時間と評価され得る。呼び出しに応じて出社すれば休日労働として割増賃金の対象。
企画職の希望を伝えたら「営業として残るか辞職するか」と迫られた。 労働基準法15条 職種の合意内容と実際の配置が異なる場合、明示された労働条件との相違として即時解除の根拠になり得る。希望の申し出に対して二者択一を迫る対応は、実質的な退職強要。

※ 引用した条文は2026年8月時点のものです。実際の判断は個別の事情によります。

この3件で、最も実用的な知識は3件目の退職と有給の扱いです。ここは多くの人が損をしているので、はっきり書きます。

まず退職。期間の定めのない雇用であれば、民法627条1項により、申し入れから2週間で労働契約は終了します。この方は3か月以上前に申し出ています。それを「申し出が遅い」と言うのは、法的に何の意味もありません。就業規則に「6か月前に申し出ること」と書いてあったとしても、民法の規定を覆す効力はないと解されています。「食い下がってどうにか受け入れてもらう」必要すら、本来ありませんでした。

次に有給。年次有給休暇は労働基準法39条が定める労働者の権利で、労働者が請求した時季に与えなければなりません。会社に認められているのは時季変更権だけですが、これは「別の日に変更する」権利です。ということは——退職日が決まっている場合、変更先の日が存在しないため、会社は事実上、拒否できません。

ここは非常に重要なので繰り返します。退職前の有給消化を、会社は拒めません。「引き継ぎがあるから」「人が足りないから」は理由になりません。なお、有給の買い取りは原則として認められていませんが、退職時に消化しきれなかった分の買い取りは例外的に可能とされています。ただし買い取り義務があるわけではないため、買い取りを期待するより、確実に消化するほうが賢明です。

そして2件目の「先輩にたたかれました」。これは労働問題である前に暴行罪です。上司のコップの水位を見ていなかったことが、人を叩いてよい理由になることはありません。

憧れを入口に人を集める業界を糾弾する

ここからは、事務局として率直に書きます。

アパレル業界の体験談を読んでいて、私たちが繰り返し目にするのが「憧れ」という言葉です。そして、その憧れがどう使われているかも。

2件目の方は、デザインやパターンの仕事に憧れて専門学校に入り、技術を学び、企画職を志望して入社しました。「初めの1年間は本社勤務で営業」と言われても、「会社を知るためにも大切な経験」と前向きに受け止めた。この素直さは、責められるべきものではありません。

その1年間、この人が実際にやっていたことは何だったか。お茶出し、昼食出し、おやつの買い出し、夕飯出し。そして1日中、上司のコップを見つめること。

専門学校でデザインとパターンを学んだ人間に、コップの水位を監視させる。これは「下積み」ではありません。技能とまったく関係のない労働に、専門教育を受けた人材を投入しているだけです。そして本人は「1年後には夢が叶う!」という希望を持ち続け、なんとか踏ん張りきった。

ここに、この手口の核心があります。憧れは、耐える理由を本人の内側に作り出します。会社が強制しなくても、「夢のためだから」と自分を説得してくれる。これほど安上がりな労務管理はありません。そして1年経ち、さらに半年経ち、希望を口にしたときの回答が「営業として残るか辞職するか」でした。

約束は、最初から履行されるつもりがなかったのでしょう。1年という期限は、人を1年間つなぎ止めるための装置だったと考えるほかありません。

1件目の店長についても言っておきます。シフトを「自分の思い通りになるかどうか」で決める。アルバイトにとってシフトは収入そのものです。生活費を人質にして、従順さを買っている。そして本社は、繁忙期も年末年始も給料を一律にする。忙しさが増しても報酬が変わらないなら、会社にとって繁忙期は純粋な利益です。人が体調を崩すのは当然の帰結でしょう。

そして3件目の「申し出が遅い」。3か月以上前の申し出に対してこの言葉が出てくるのは、もはや期間の問題ではないことを示しています。いつ言っても「遅い」のです。目的は退職を止めることであって、引き継ぎ期間の確保ではありません。そのうえで有給を一日も使わせない。3年間働いた人間に対する最後の仕打ちが、権利の剥奪だったわけです。

なぜ、この業界の職場は今すぐ辞めるべきなのか

第一に、「あと1年」が永遠に来ないからです。2件目のケースが証明しています。1年待ち、さらに半年待ち、結果は二者択一の通告でした。約束された未来に期限があるなら、その期限で必ず確認してください。「もう少し」が続くなら、それは約束ではありません。

第二に、失っている金額が見えにくいからです。定時打刻後のサービス残業を1日3時間、月20日とすると月60時間。時給1,200円の1.25倍で計算すると月9万円、年間108万円。深夜に及べばさらに増えます。加えて有給を使い切れずに退職すれば、20日分として約19万円相当が消えます。これらは「業界だから仕方ない」で処理してよい額ではありません。

第三に、技能が身につかないまま時間だけが過ぎるからです。コップを見つめる1年半で、この方が得たパターンやデザインの経験はゼロです。専門技能は、使わなければ確実に錆びます。若い時期の1年は、後から取り戻せません。

いま同じ状況にいる人が、今日のうちにやるべき3つのこと

  • 1. 退職は2週間で成立する。有給も使い切れる
    退職の申し入れは、期間の定めのない雇用なら2週間で効力が生じます。「申し出が遅い」「認められない」は法的に無意味です。受け取りを拒まれるなら内容証明郵便で送れば到達の日付が公的に記録されます。そして退職日までの有給は、会社に拒否権がありません。退職届と同時に有給の取得申請を出し、メールなど記録の残る形で送ってください。残日数は給与明細で確認できます。
  • 2. 打刻後の労働時間を、自分で記録する
    タイムカードを切ってからのサービス残業は、会社の記録に一切残りません。だからこそ自分の記録が唯一の証拠になります。毎日の実際の退店時刻をメモしてください。店舗の施錠時刻、レジの締め処理の時刻、業務用チャットの最終発言、交通系ICカードの利用履歴、終電やタクシーの記録が裏づけになります。休日の電話対応も、着信履歴が残っていれば労働時間の主張材料です。
  • 3. 「希望の職種」の約束は、期限を切って書面で確認する
    これは在職中の方への提案です。「1年後に企画職へ」という口約束があるなら、メールで確認を取ってください。「◯年◯月に企画職への異動という認識でよろしいでしょうか」の一文で構いません。返信があれば記録になり、返信がなければそれ自体が答えです。叩かれた・怒鳴られたといった行為は暴行罪にあたり得るため、日時と状況を記録し、総合労働相談コーナー(無料・予約不要)へ相談してください。

この体験談に近いケース

この体験談に近いケースとして、あわせて読まれている記事です。

この記事を読んで「うちの会社も同じだ」と感じた方は、ページ上部のブラック度から5段階で投票してください。投稿された体験談とあわせて、職場の実態を可視化していきます。

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