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長時間労働の過労・休暇無し・薄給・体育会系・過度のストレスの5重苦フルコンボで体重激減…。
朝8時半~夜11時半の長時間労働でした。休憩は15分程度で、もちろん早食いです。忙しい時は夜10時頃に休憩。
お給料は手取り13万程度で残業代は店舗売上目標80%以上達成しないと全額支給されない会社でした。そのため、みんなが売上、売上と必死な状態でピリピリしていました。
新人は入ってもすぐ辞めたり、お昼休憩に飛んだりという状況で続かない人が多いため、常に人手不足でした。長時間労働のため、常に睡眠不足状態のなか働きづめです。たまに過労で倒れて辞めてしまう人もいました。
体育会系のノリの社内で上司の言うことは絶対という感じでした。そのため、飲みに行けばお酒の強要は普通にあり、みんな吐くまで飲むという状況でした。休みは週1回ありましたが上司に飲みに誘われたり、遊びに誘われたりと全員強制参加だったため、実質休みはありませんでした。
ストレスで暴飲暴食に走り、夜中に甘いものを食べまくっていましたが、それでも体重は日に日に落ちていき、45kg→38kgまで減量しました。このまま体重が減っていけば、命が危険なんじゃないかと恐怖さえ感じたくらいです。
そこからは体調が悪くなり、吐き気・頭痛は日常茶飯事、ストレスから蕁麻疹になり痒くて睡眠も取れない状態になりました。感情の起伏も激しくなり、身体が持たず辞めてしまいました。
最低賃金で毎日のように仕事を入れられるシフト制+休むと嫌味。ストレスから膿がたまったような吹き出物が大量発生。
10年ほど前、公共サービス施設で働いていました。スタッフは全員業務委託のフルタイムかパートタイマー、シフト制でした。
採用された時は平日から二日、土日どちらか入ってくださいと言われましたが、実際は毎日のように「この日は入れないか」と言われ、土日どちらかお休みをいただく前提で採用されたにも関わらず、土日どちらかおやすみを貰おうとすると、「この日は入れないのか、なぜ入らないのか、遊びが理由ならば受け入れられない」というようなことを言われました。
当時私が若く、独身だったのもあったと思いますが、パートタイマーさんのお子さんの学校行事で急にシフトを代わって!と頼まれ、引き受けることはありましたが、逆にこちらが生理痛等で休もうとすると「先月も生理痛で休んでなかった?」と聞かれ、ついには「次の生理いつ?そのとき休むかもしれないから人増やさないといけないので」と言われ、そのころから私はストレスで体調を崩すようになりました。
しかし、また同じようなことを言われたくないので休みは貰わず、耐え続けた結果、顔や腕に膿がたまったような吹き出物が大量にでき、毎日微熱が続くようになったので、丁度くぎりのいい1年でやめました。
今にして思うと、たかだか時給860円(当時の最低賃金)でそこまで我慢せずすぐに辞めればよかったなと思っています。
毎日が深夜まで帰れない地獄の長時間労働。さらに罵声・暴言で精神的に追い込まれストレスが限界。
私は以前、某大手チェーンの家具屋で販売員として働いていました。チェーン店などで、全国各地に配属され、店舗で販売スタッフとして働いていたのですが、毎日が地獄でした。
早番、遅番の制度はなく、開店の一時間以上前に出社し、毎日閉店後は深夜まで帰れない日々が続きました。
また、タイムカードを毎日押しているのですが、残業が続いたりすると勝手に改ざんされて、残業代は少なく支払われました。
また、ブラック度は勤務形態だけでなく、精神的にも追い込んできたのです。
週に一度の本社からの店舗成績のファックスには、名指しで「死ね」「アホ」などの暴言が掲載され、休みの日にも関わらず出勤を強要されたり、鳴り止まない携帯電話に、私は心まで追い込まれていきました。
もう限界だと思い、上司に「辞めたい」と言うと、「売り上げを残してからやめろ」「お前の退社のせいで俺の評価が下がってしまったらどう責任を取るんだ」と罵られる始末。
半ば強引に退社をしましたが、今考えても従業員を人間として扱わず、奴隷のような扱いをされていたと思います。同期で入った数十人も数年も経たずに全員退社したと聞いて、改めて自分の考えは間違ってなかったと思いました。
日本は異常なブラック企業が多すぎる!「社員使い捨て企業」は改善の見込みなし。過労・ストレスで倒れたりメンタルの病気になる前に辞めた方がいい。
どんなにホワイトと言われている企業でも、人(立場・見方)によっては多少はブラックな要素があるのは、日本の社会・企業では仕方ないことなのかもしれません。
しかし、この体験談のように、長時間労働・休暇無し・薄給・体育会系・ストレスとブラック企業要素が多すぎる会社は、根本的に社員の勤務状況の改善は全く考えておらず、「使い捨てのパーツ」として捉えていることが多いのではないかと思います。
長時間労働のストレスで倒れそうになっている体験談も多く報告されています。
月残業200時間労働という過酷な体験談。もちろん残業代はゼロで、もう限界…。
月400時間労働・休日なし・説教でボロボロ…。上司「お前らはいいなぁ!仕事学ばせてもらえて」
飲食店はやめておけ。1日18時間労働+休みは週1という驚異の勤務体系。
このような会社・企業の場合は、社内体質の改善は難しいことが多いと思います。過労・ストレスで倒れたり、うつ病などのメンタルの病気になる前に早めに退職した方がよいと思います。
体は正直ですので「体重激減」「蕁麻疹」「膿の吹き出物」は疲労とストレスの現れです。
仕事よりも、健康が何より大事ですので、同じような経験で悩んでいる方は早めの転職を。